十三機兵防衛圏は「女神転生」「ペルソナ」シリーズのアトラス発売の大型タイトルとして以前から話題になっていたが、2019年11月28日にPlayStation®4とPlayStation®Vitaで発売予定となっている。
発売を前にPlayStation StoreからPS4体験版がダウンロードプレイ出来るのでプレイした感想をレポートする。
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- 「十三機兵防衛圏」ディレクターの神谷盛治氏にメールインタビュー(4Gamer)
- 『十三機兵防衛圏』十三機兵映像録 真実への鍵 編(アトラス公式)
- 考察が着いていかない! 『十三機兵防衛圏 プロローグ』ネタバレトーク(IGN Japan)
体験版ゲーム内容
ストーリー
公式PV#04では、「十三機兵防衛圏は崩壊編(BATTLE)・追想編(ADVENTURE)・究明編(ARCHIVES)の3つのゲームパートで語られるSF群像劇」と説明されている。
ヴァニラウェアとアトラスのサイトでは【ジャンル】 ドラマチックアドベンチャーとなっている。
- アトラスオフィシャル
- 十三機兵防衛圏公式
ゲームのストーリーとしては、突如襲来してきた謎の敵(怪獣、ダイモス)に対して、13人の少年少女たちが滅びの運命に立ち向かうべく、巨大ロボット「機兵」に搭乗して戦うというのが、主なストーリーになっている。
但し、タイムリープの要素も含めて、様々な謎や陰謀が渦巻いているため、ストーリーがどういった展開を見せるのかは体験版のクリア後も予想は付かない。
追想編(探索パート):会話してクラウドシンクでキーワードを集める
追想編ではアドベンチャー的なゲームモードでプレイする。一人目の登場人物は鞍部十郎(くらべじゅうろう CV:下野 紘)。
鞍部のパートである程度話が進むと、人物が交代して冬坂五百里(ふゆさかいおり CV:種﨑敦美)のパートの物語が進む、という具合に進行する。
体験版ではプロローグとして計7人分のストーリーをプレイ出来る。登場人物たちが各年代で交錯し、タイムリープを繰り返しながら、各年代に襲ってくる敵:ダイモスと戦い続ける。
お約束のシーンから始まる冬坂編
画面は横2Dの任意スクロール形式で、ヴァニラウェア独特のモデルのキャラクターを動かしながら、他の登場人物と会話すると情報が入手される。
会話で入手した情報は「クラウドシンク」というデータベースにキーワードとして蓄積されていき、クラウドシンクのキーワードが多いほど、色々な情報につながっていくというシステムになっている。
要は色々な人物と会話して情報を入手するとキーワードが増えて情報を新しい情報が入手しやすくなるという感じだ。
探索パートではクラウドシンクに追加されたキーワードが会話や行動の選択肢に表示される
クラウドシンクのチュートリアル
行動はコマンド式ではなく、何かゲーム内のオブジェクトに触るとその場で出来る行動が表示される感じになっている。(何かに近付くと「○○を調べる」というコマンドが表示される)
探索パートは横2D画面だが、奥行きがあり上下左右に移動出来る。移動はB押しで高速移動が出来るので移動が遅くて不満になることはない。
崩壊編(戦闘パート):SLG画面で拠点(ターミナル)に襲ってくる敵を機兵に搭乗して倒す
追想編の後は崩壊編(戦闘パート)でSLG的な画面で敵と戦闘を行う。
マップは市街地で機兵(ロボット)を操作して襲撃してくる敵を撃退する。
街の防衛拠点であるターミナルを敵から守れというミッションが多い。
敵はターミナルに向けて攻めてくるので、上手く迎撃出来るように味方の機兵を動かす必要がある。
機兵は両肩にミサイルポッドが取り付けてあるごついデザイン
機兵の操作は簡単で、チュートリアルで指示される武装(攻撃方法)を選んで攻撃する敵を選択する。
最初は戦闘シーンは簡単だが、徐々に敵の数が増えて難易度が上がるものの、味方が増援に来たり機兵の武装も強いものになっていくので、戦闘でてこずるということはなかった。
冬坂編の戦闘シーン マシンキャノンやロケット砲のほか自走で攻撃するセントリーガンの設置もある
機兵によって兵装が異なる 鞍部の機兵の兵装は接近戦用のヘビーナックルが使用可能
体験版クリア
登場人物7人分のプロローグエピソードをクリアすると体験版のプレイは終了となる。
パッケージに描かれる13人の少年少女全員が主人公の群像劇なので、全員分のプレイをする場合はかなりのボリュームになりそうだ。
実際、体験版のプロローグで7人分の追想編をプレイし、進行度が14%で体験版が終了するのだが、これでも2時間超のプレイ時間となっていた。
エピソード7までクリアすると体験版は終了
開発・販売体制について
『十三機兵防衛圏』の開発はヴァニラウェア(有)で発売はアトラスからとなっている。ヴァニラウェアは以前「オーディンスフィア レイヴスラシル」や「ドラゴンズクラウン」など2D画面のアクションゲームを開発している。
十三機兵防衛圏も、2D画面で頭身の大きいキャラクターを動かすADVになっており、ヴァニラウェア得意分野のゲームと言えるだろう。
アトラスとヴァニラウェアの協同態勢は、「オーディンスフィア レイヴスラシル」や「ドラゴンズクラウン」でタッグを組んでおり、今回も同様の体制で開発・販売となる。
インプレまとめ
SLG戦闘パートはあっさり目だが、ドラマチックアドベンチャーと銘打つだけに、探索パートの各年代で起きる出来事がどの年代の誰に起きた出来事とリンクしているのか、謎が謎を呼ぶ展開で面白そうな印象だった。
2019年11月28日発売なので気になる方は購入前に体験版をダウンロードしてみては如何だろうか。セーブデータは製品版に引継ぎ可能になっているので続けて遊ぶ事が可能だ。
謎が謎を呼ぶ展開の連続
公式PV一覧
タイトルでOPが流れるが素晴らしいBGM。以下のPV動画で聴けるので、ぜひ聴いてみてもらいたい。
- 十三機兵防衛圏 PV#01(アトラス公式)
- 『十三機兵防衛圏』プロモーションムービー#02(アトラス公式)
- 『十三機兵防衛圏』プロモーションムービー#03(アトラス公式)
- 『十三機兵防衛圏』プロモーションムービー#04(先着購入特典追加Ver.)(アトラス公式)
- 『十三機兵防衛圏』 プロモーションムービー(PlayStation Japan)
- 『十三機兵防衛圏』 PV#02(PlayStation Japan)
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