『Assassin’s Creed® Syndicate – Gold Edition』を2015年11月12日に購入してダウンロードした。容量は、約8GBあった。
PSNの購入サイトにも11月12日の早朝までは新着で表示されていなかったが、同日午後アクセスすると、新着に『Assassin’s Creed® Syndicate – Gold Edition』が表示されていた。
個人的にアサシンクリードシリーズはプレイ経験がなく、このAssassin’s Creed® Syndicateが初となるので、楽しみである。
以下に、プレイを開始して数時間のインプレを記した。
プレイインプレ
購入までは、ロンドン市街でプレイすると思っていたが、ゲーム開始後がいきなり現代だったので驚いた。
『エデンのかけら』という、歴史上のアーティファクト(データ?)を集めるため、「遺伝情報をロードして歴史上の人物になりデータを集める」という世界観だった。
これはアサクリシリーズ共通の世界観なのだろうか。または、Syndicateのみの設定なのか。
シリーズ初という事もあり、その辺りは分からないまま進めていく。
プレイ初感としては、操作のコントロールが重い。
とくにカメラの旋回が重く、プレイし辛い感じがあった。
設定は変えられるのだが、ある程度デフォルトで調整済みにして貰いたかった。
移動は、足場に出来るポイントに吸い付くようにヌルヌルと動く。
建物へ登る時には、重力が関係ないように上がるが、下りる時はちゃんと着地時に重さを感じる。
移動については、足場としてアクセスする部分が多い建物だと、一々姿勢で引っ掛かるのが気になる。
その姿勢からどう動くかを改めて指示しないといけないので面倒だった。
この辺りは慣れると先行してどんどん次のアクションを指示出来るため、プレイ時間が増えると解消されて来ている。
戦闘については、主人公たちはアサシンなので、インファイトがメインだが、ダガーを投げたり銃を撃ったりも可能。
インファイトはバットマンのようなコンボゲー。
カウンターで回避して倒すか、スタンさせて倒すかのどちらかがメインになる。
コンボはテクニカル的なものはなく、ただ連打をするだけなので、面白い要素はない。
それよりもこのゲームはやはり、暗殺出来る状況を如何に作るかが醍醐味のゲームだろう。
建物の上から密かに近付いて、敵を視界に捉えて急降下しながら叩き付けて殺したり、スニーク移動で背後に回ってダブルキルしたりと、様々な暗殺方法がある。
敵の側にも警戒ゲージがあり、少しでも怪しいと思ったら周辺の警戒を強めるので、マークを剥がすのに骨が折れる。
主人公たちは暗殺姉弟という設定。姉のエヴィーと弟のジェイコブの二人を切り替えながらプレイする。
エヴィーとジェイコブの二人の違いは、装備や武器が若干違っている程度で、ほぼ同じ操作感でプレイ出来る。
ジェイコブのほうが攻撃力はやや上で、エヴィーは攻撃力は少し低いが相手をスタンさせやすい。
ジェイコブはナイフを武器に使う。
エヴィーはケインソードという仕込み剣を初期装備にしている。
ゲームが進んで使用武器が増えるとどちらも使えるようになる。
エヴィー用、ジェイコブ用のスキルが3つずつあってスキルによる違いはある。
エヴィーは隠密特化。ジェイコブは近接戦闘に強くなるタイプ。
スキルはポイントを使って購入するが、エヴィーとジェイコブで別々にポイントが溜まっていく。
エヴィーにポイントを使っても、ジェイコブのポイントは使用されない。
稀に強制的に、どちらかのキャラクターでストーリーが開始することがあるので、最低限は二人ともスキルを入れておいたほうがいいだろう。
また、装備に関してもジェイコブ専用装備(ベルト)と、エヴィー専用装備(外套)がある。
「スキル」「武器・装備」「ギャングアップデート」の3つが成長要素のメインになる。
ステータス成長の要素はない。
左:ジェイコブ(弟) 中央:エヴィー(姉) 右:アサシン教会のグリーン
初期街から一歩外に出るといきなり厳しい
ホワイトチャペル(初期街)のイベントを大体終え、次の街に行こうとマップを移動していると、いきなり初期街の隣接マップがレベル5-6対応になっていて、スキルをアップグレードした方がいいという警告が出るのには笑った。
ちなみにレベル2くらいでも、ホワイトチャペルのイベントを全部完了出来た。
レベル2でもシティ・オブ・ロンドンに行けるが、当然敵の体力にこちらの攻撃力が追い付いていないので、非常に厳しかった。
このゲームでは、オフ専用に関わらず、「スキルブースト」アイテムが売っている。
スキルブーストなしだと、レベルアップはそれなりに大変になっている。
また、遂行可能なミッションも、比較的直ぐ消化して次のミッションがなくなってしまった。
敵はレベルが上がると体力も上がるため、ナイフを何本投げても中々死ななくなる。
そうなると、こちらもレベルアップが必要だが、初期街付近でレベルアップするのは難しい。
「ファイトクラブ」や「ホースレース」等のイベントに参加して、経験値を稼ぐしかない。
自分がレベルアップで行った方法は、「へリックス」で経験値ブーストアイテムを購入する。
購入直後からは、2時間近く経験値ブーストされる時間があるので、その間にファイトクラブでひたすら勝ちまくる。
ファイトクラブを4戦して1ゲームを消化出来る。
これで300EXP+225EXPを稼げるので、2ゲームすると1,000EXPを超えて1スキルポイントを獲得出来る。
この方法でレベル5にして何とか進めている。
更に進めて思ったが、初期街からマップを拡大する必要はなく、むしろ推奨レベルが低いランベスやテムズからマップを拡大すると楽に進められると感じた。
街では群集イベント(例えば泥棒を追いかける等)が多発する。
この辺りは、UBIソフトの『ウォッチドッグス』シリーズとほぼ同じといっていいだろう。
Tips
- 一定時間ごとに金庫に金が溜まるので回収に戻る。(右上にメッセージが表示される。)
金庫は移動列車にある。列車はマップからファストトラベルで移動が出来る。
列車で移動しているため、その時によって場所が違う。 - マップの支配地域を100%にしなくても、ビューポイント(ファストトラベルの地点)に行けば、ファストトラベルだけアンロックが出来る。
- マップは初期街から順に、隣接する地域を攻略していくと、いきなり高いレベルになっている。
そのため、推奨レベルの低い地域から順に攻略していく方が進めやすい。 - 経験値ブーストをすると、マップ攻略が楽に行える。
経験値ブーストは、メインメニュー⇒Eストア⇒XPブーストを入手で獲得する。
ブーストアイテム購入には、仮想通貨である「へリックスクレジット」を消費する。
へリックスを増やすには、同じくEストアのへリックスクレジットの入手(リアルマネー)で手に入れる。
1,296円で1,200H。3,888円で4,800へリックスという感じの相場になっている。またゲーム内通貨もへリックスで買える。250へリックス = 10,000E。
そのため、日本円換算だと相場は 1,296円 = 1200H ≒ 48000Eとなっている。 - 手っ取り早く序盤で経験値を稼ぐには、経験ブーストアイテムを購入して、ホワイトチャペルにあるファイトクラブで勝ちまくるのが早い。
へリックスは最初500持っているため、「XPブースト(小)」の購入が可能。 - ミッション移動中に襲われて、場所が分からなくなった等でやり直したい場合は、メインメニューから「再スタート」でやり直せる。
- ネッド・ワイナートと接触後に発生する『コミュニティイベント』は必ずやっておく。
恐らくランダム発生イベントで、時間制限60分以内にイベントを達成する必要がある。
ミッションは、「列車の中の宝石を全て強奪して脱出する」等、比較的簡単な内容だが、報酬が高額なので必ずやっておくと良い。
バグ・グリッチ
ゲーム中に発生したバグやグリッチ。
- カットシーンで人物が表示されないことがある。
- データベース百貨辞典で修復されたオーディオデータの字幕が出ない。
- 街などで空中に浮いている人がいる。
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