スキルのセット
スキルパネルでスキルをセットする。
セット出来るスキルの数は「スロット」の数まで。
スロットはステータスの記憶の値と関係する。
キャラクター作成時に取りたい戦闘アビリティ・スキル・才能
水術
- 回復魔法
水術のスキル「リジェネレーション」(水術必要レベル1)はHP(生命力)を回復するスキル。
DOS2では、HPの回復手段として「寝袋・ベッドで寝る」「食料を食べる」「ポーションを飲む」「回復スキルでHPを回復する」などがあるが、戦闘中に回復する事を考えると、水術での回復が基本となる。ポーションも素材があれば作り置き出来るが、いざという時に取っておきたい。
HP回復スキルも幾つか種類があるが、回復量の多さや序盤から入手が可能なことからも、リジェネレーションが最も無難な回復スキルといえる。
また、「寒気の鎧」(水術必要レベル1)はデバフを解除しながら魔法防御を回復させる優秀な防御スキルになる。
初期クラスがエンチャンターかクレリックであれば、最初からリジェネレーションを覚えているので、仲間をクレリックにするのも有効だろう。
オリジンではローゼの初期クラスがエンチャンターになる。
風術
- 移動魔法
「テレポーテーション」(風術必要レベル2)や「順風のオーラ」(風術必要レベル1)などの移動系スキルはこのゲームでは必須といえる。
特にテレポーテーションは探索、戦闘と場所を選ばず使える。
味方を離れた場所や高い場所に移動させる、宝箱を高所から引き寄せる、強敵を一次的に戦場から遠ざけるなど、あらゆる場所で使える移動スキルになる。
ゲーム序盤(フォートジョイ)でテレポーテーションを使える装備アイテムが入手出来るので、探して見てもらいたい。
(注:テレポーテーションは風術2にしてもキャラクター作成時に取ることは出来ない。ゲームを進めてスキルブックを入手する必要がある。)
オリジンではローゼの初期クラスがエンチャンター、ビーストの初期クラスがバトルメイジになる。
召喚術
- 召喚術
「召喚術」(召喚術必要レベル1)は、自由に動かせる化身(悪魔)を召喚するものと、エレメンタル・トーテムを召喚するものがある。
化身は戦闘の頭数を増やせるので、ターゲット分散になることもあるが、化身自体がかなり強力な攻撃力を持っている。
序盤はそれほどでもないが、中盤以降はキャラクター本人より化身の方が体力や攻撃力が高くなる。
化身は1体だけ召喚出来るが、迎撃を持っていることと、呼び出した地形に応じてスキルが変化する。
ファイアボール等で地面に火をつけた場所に化身を召喚すると、化身も呼び出した地形が「火」なのでファイアボールなどのスキルが使えるようになり、攻撃も火属性になり敵の魔法防御を削る攻撃になる。
(逆に言えば敵の物理防御を削りたいなら、化身を何もない地面に召喚する必要がある。)
エレメンタル・トーテムは固定砲台的な使い方をする。エレメンタル・トーテムは毎ターン召喚出来るので、戦闘が長引くほど数が増えてこちらが有利になる。
初期クラスではコンジャラーが化身召喚が使えるため、主人公か仲間に召喚術を持たせると、戦闘では心強い。
その他の有効な戦闘アビリティ
- 狩猟術
弓で攻撃するスキルが主になるが、「戦術的跳躍」(狩猟術必要レベル2)(緊急回避的に接近してくる敵の前衛から離れたり、高所に上がる移動スキル)や才能の「ダック・ダック・グース」が取れるため、それを目的で序盤からアビリティを取っても良い。
魔法使い系キャラクターが緊急回避手段として狩猟術を1だけ取るのは有効だ。
(注:戦術的跳躍は狩猟術2にしてもキャラクター作成時に取ることは出来ない。ゲームを進めてスキルブックを入手する必要がある。)
狩猟術が最初から使えるクラスはレンジャーとウェイファーラーだ。
オリジンではイファンの初期クラスがウェイファーラーになる。 - 多形術
移動スキルの「翼を生やして」(多形術必要レベル2)、透明化して敵をやり過ごせる「カメレオン・クローク」(多形術必要レベル1)、敵をニワトリに変化させる「チキンクロウ」(多形術必要レベル1)が取れるため、序盤から極めて有用な戦闘アビリティ。
特にカメレオン・クロークは透明になって敵の視線を無視して移動出来ることから、生存力が非常に高まる優秀なスキル。
強敵と戦闘が開始されても、1ターン目でカメレオン・クロークで透明になり、敵が追ってこない場所まで逃げると敵が追跡を諦めて戦闘が終了する。戦闘から逃げ切れば、危険な場所にいても一旦、ファストトラベルで緊急避難することが出来る。
特に一つの死が重いタクティカル難易度では何度もカメレオン・クロークを使う場面があるだろう。
多形術は、物理の状態異常や防御バフを稼ぐ手段として優秀なため、戦士系キャラクターとも相性が良い戦闘アビリティだ。
(注:翼を生やしては多形術2にしてもキャラクター作成時に取ることは出来ない。ゲームを進めてスキルブックを入手する必要がある。) - 武術
武器の攻撃力を上げるためもあるが、戦士用の移動スキルである「フェニックス・ダイブ」(武術必要レベル2)が取れるため、戦士系キャラクターには序盤から欲しい戦闘アビリティ。
(注:フェニックス・ダイブは武術2にしてもキャラクター作成時に取ることは出来ない。ゲームを進めてスキルブックを入手する必要がある。)
物理防御を削るスキルと物理状態異常が豊富で、フェニックス・ダイブによる機動力もあり、物理戦闘に関してはバランスの取れた戦闘アビリティだ。
盾と土術で防御値を上げれば前線でかなり粘れるだろう。
武術が最初から使えるクラスはファイター、インクイジター、ナイト、バトルメイジだ。
オリジンではレッドプリンスの初期クラスがファイター、ビーストの初期クラスがバトルメイジになる。 - 悪党
最初はそれほど戦闘では強いスキルはないが、透明化して敵をやり過ごせる「クローク・アンド・ダガー」(悪党必要レベル2)は緊急回避に役立つ。
また、ゲーム中盤以降は悪党のスキルがダメージソースとしてかなり伸びる。
ゲーム中盤以降の振りなおしで、悪党のアビリティを伸ばして悪党主体のスキル構成にするのも面白いだろう。
オリジンではセヴィルの初期クラスがローグになる。
才能
- ダック・ダック・グース(狩猟術必要レベル1)
敵の迎撃を回避する才能。DOS2の敵は大半が迎撃持ちなので、前線で動くだけでも迎撃に引っかかってダメージを受けるのでうっとうしい。
序盤からでも欲しいスキル。
「ダック・ダック・グース」には戦闘アビリティの狩猟術が1ポイント必要なため、不要な戦闘アビリティの初期値を減らして狩猟術1を取る。
才能で不要なものを削ると、初期からダック・ダック・グースが取れる。 - 迎撃(必要アビリティ条件なし)
敵と接近した後、敵が動こうとしたら「迎撃」で追加ダメージが入る。戦士系キャラクターに欲しい才能。 - 動物語(必要アビリティ条件なし)
冒険を始めると犬や猫、ネズミなど、沢山の動物にも出会うことになる。それらの動物から情報収集することで、サイドクエストが開始されるかもしれない。キャラクターの才能。戦士系のキャラクターにはダック・ダック・グースと迎撃を持たせたい。
こちらは主人公に持たせている才能。「根性」で死に難くしている。
ゲームを進めると外見、ステータス、アビリティの振りなおしが可能
キャラクター作成画面で設定した外見、ステータス、アビリティなどは、ゲーム後しばらくは変更出来ないが、序盤からある程度進めると、振りなおしが出来る場所が登場する。
詳しくはゲーム内で探して見て欲しい。
キャラクターのステータス。水色の数値は装備でバフがかかっている。
重要な社会アビリティは説得、幸運、物々交換、窃盗など
社会アビリティは、売買や盗みなど、集落や街中などで必要になる能力だ。
社会アビリティは基本的にパーティーで一番高い値が適用されるので、被らないようにパーティーで分担すると運用が楽になる。
例えば、レッドプリンスは説得、ローゼは物々交換、イファンは幸運、セヴィルは窃盗を取っておき、パーティーで社会アビリティが被らないように数値を伸ばしていく。
社会アビリティは、装備によってもプラス(ブースト)効果が得られる。
社会アビリティで重要なのは、金銭を稼ぐ手段だ。例えば幸運や物々交換は売買で有利になる。
説得は会話全般に効果がある。情報を引き出したり有利な交渉に持って行くのに必要になる。
窃盗は、金銭が足りない時の最終手段だ。窃盗が高いとスリの許容量を引き上げて沢山の物を盗めるようになる。
キャラクターの社会アビリティ。説得と幸運はパーティーで一人は上げておきたい。
説得(重要)
NPCや敵との会話で説得プラスステータスの勝負になる。
説得が低いと会話で負け続けて会話の展開で不利な結果になる。
プレイヤーのモチベーションが大きく下がるので説得は高いほうがいい。
説得はブーストされる装備が少ないため、社会能力で上げておくのが確実。
幸運(重要)
宝箱からアイテムを発見した時に、幸運でブーストされるとアイテムのグレードが上がるため、出来るだけ幸運が高い方が良い。
DOS2では、金銭を稼ぐ手段が乏しいため、幸運で高グレードアイテムを入手出来るのは非常に大きい。
物々交換(重要)
物々交換も金銭を稼ぐ手段として大きいので、商人との売買のために取っておきたい。
窃盗(重要)
金銭がないが、どうしても買いたいスキルブックがある。
そんな時はDOS2では窃盗(スリ)しかない。
DOS2での最強のアイテム入手手段はスリだ。
スリに成功すると金銭がなくても装備やスキルブックが手に入る。
スリはある程度の許容量があり、それ以上盗むことは出来ない。
また、スリに気付かれると最悪の場合盗人として衛兵を呼ばれたり、その地域の住民全てから敵対されるので注意が必要だ。
窃盗はスリとロックピックに関係するので、ある程度高いほうがいいが、装備で窃盗をブースト出来るものが多いため、序盤はそれほど重視しなくてもいい。
窃盗を確実に成功させる方法は以下。
- L2でパーティーを分割する。
- 仲間Aが盗みたい人物の前に立ち、会話に入る。
- 仲間B(窃盗持ち)が隠密し、盗みたい人物の裏側に移動する。
- 仲間Bがスリで盗む。
- 盗んだ後は、少し時間が経つと盗まれた事に気付いて騒ぎ始めるので、仲間Bは近付かれない程度に距離を取る。
テレキネシス
重い物を遠くへ運べるようになる。
筋力が高いキャラがいれば取る必要はない。
鑑定
物品や人、敵などを鑑定する。
戦闘でも使えるため、一人は鑑定出来るキャラがいたほうがいい。
物品に関しては商人に鑑定を頼む事も可能だ。
また、装備で鑑定をブーストすることも出来る。
隠密
十字キー下を押すと隠密状態になり、ゆっくり移動出来る。隠密状態では敵に発見され難くなる。
隠密が高いと見つかり難くなり、隠密での移動速度も上がる。
が、隠密は全員が最初から使用可能なため、社会アビリティポイントが少ない序盤から無理してポイントを上げる必要はない。
但し、後述するように、敵がいそうな場面では十字キー下の隠密を積極的に使いたい。
隠密が便利なのは、敵の視線を赤い範囲で表示出来る点だ。敵の赤い視線の範囲に入ると、敵に見つかり、最悪の場合戦闘開始になる。
ゲームの序盤から、戦闘開始で一撃死の能力を持っている敵も存在する。そうした敵をやり過ごすには、隠密状態になり、赤い視線の範囲から逃れるように動くと、敵に見つからずに済む。
敵の赤い視線は、多形術の「カメレオン・クローク」を使えば透明になって見つからずに移動出来る。
悪党の「クローク・アンド・ダガー」は隠密状態でテレポート可能なため索敵に適しているスキルだが、隠密状態でも赤い視線の範囲に入ると敵に見つかってしまうため、確実に逃れるなら「カメレオン・クローク」の方がお奨めだ。
- 隠密、スリ(窃盗)、オブジェクトアクセス、製作、移動魔法(テレポ)の動画解説(電撃PlayStation)
戦闘と状態異常、防御値
DOS2から防御値を0にしないと状態異常が入らないようになった
DOS2の戦闘では、敵を攻撃しても防御値を0にしないと、状態異常の効果が出ないため、いきなり麻痺をかけて敵を無力化するようなことは出来なくなった。
まずは防御値を0にしてから状態異常スキルで攻撃して敵を無力化する、という戦い方になる。
例としては、以下のようになる。
- 物理攻撃する⇒敵の物理防御を0にする⇒スキルで転倒させる
- 魔法攻撃する⇒敵の魔法防御を0にする⇒スキルで麻痺させる
逆に、敵に状態異常をかけられると不利になるので、装備や盾で物理防御や魔法防御を高める。攻撃されて防御値が下がったら、盾を装備してシールドアップやスキルなどで防御値を回復させる。
レベルが高い敵にはまず勝てないため倒せる敵を倒してレベルアップをする
このゲームでは、環境コンボなどがあるタクティカルバトルとはいえ、レベルが格上の敵にはまず勝てないようになっている。そのため現状で倒せる敵を倒してレベルアップしてから強敵に挑むのが有効だ。
善良な市民や町を守っている衛兵を攻撃すると、現実世界と同じくリスクがあるが、例えば因縁を付けてくる街のゴロツキなどは倒してもいい相手になるだろう。
暴れているゴロツキを倒すと、感謝してくれる人もいるかもしれない。そこからストーリーが展開することもある。
全ては主人公のあなたの選択と判断にかかっている。
また、上に書いているように、敵の防御値をいかに減らすかが戦闘の勝利に直結する。
敵の物理防御や魔法防御を0にしてから何らかのデバフで無力化するのが戦闘の必勝パターンになる。
逆に、仲間の防御値を0にならないよう気を付けることも重要だ。
パーティー全員に盾を装備しておき、防御値がある程度減ったら、盾を身に付けることで使えるスキルの「シールドアップ」で防御値を回復させるといいだろう。
他には、今作は移動魔法が強力なので、これを使う。邪魔な敵や強い敵はなるべく遠くにテレポーテーションで移動させておき、その間に雑魚敵を倒す作戦が有効となる。移動魔法は防御値があっても抵抗出来ない。
また、DOS2から多形術というスキルが新しく追加された。多形術は地形を入れ替えて、地面が燃えている場所を敵のいる場所と交換し、強制的に燃焼地形に立たせて魔法防御を削る、などの戦術が可能になっている。
戦闘がどのような感じになっているかは、以下の動画を参照。
- 電撃PlayStation解説 戦闘システム編 (注意:動画中で序盤の戦闘のネタばれがあります)
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