Wizardry 囚われし魂の迷宮 キャラクター作成・序盤解説・職業考察(試練の迷宮・シーインの迷宮・シーイン最深部全マップ付)【Steam】

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Wizardry 囚われし魂の迷宮 職業とパーティー構成考察

Wizardryは職業(クラス)や転職システム、能力値などある程度システムのベースが決まっていて、Wizardryクローンなども大量にありゲームの歴史が長いので、今更このサイトで職業構成について書くことはないが、一応基本的なことだけ抑えておこうと思う。

Wizの職業は基本クラスと上級クラスがあり、基本クラスは要求ステータスや性格の縛りが少なめで成長が早いがやれることは少ない。
上級クラスは要求ステータスや性格の縛りがきつくなるが、その分やれることが多く能力も高いという感じになる。
基本クラスから初めて、要求ステータスが充足したら上級クラスに転職する、というのが一般的な流れだ。
(「囚われし魂の迷宮」では金で経験値が買えることや転職の書があることから、従来のWizよりも上級職になることは簡単だが、ここでは従来Wizのオーソドックスな話として書く。)

  • 基本クラス 戦士、僧侶、魔術士、盗賊
  • 上級クラス 司祭、侍、君主、忍者

一例として、
■ゲーム開始直後のパーティー構成
前衛 戦戦僧
後衛 魔魔盗

■終盤のパーティー構成
前衛 君侍侍
後衛 侍忍司

基本クラスは成長が早いのでHPが高くなるが、限られた6人というパーティーメンバーで迷宮を探索しないといけないので、将来的に上級クラスに転職しないと出来る事が少なくなる。
例えば魔術師で最高位の呪文をマスターして戦士に転職すると1レベルからやり直すことになるが、それまで覚えた呪文は(回数が減るが)使えるため、呪文の使える戦士という強力なキャラクターになる。

上級クラスは強力だが成長が遅いのでHPが低くなる。
元のHPは維持されず、例えばHP800あるキャラクターが上級クラスに転職するとレベル1になり、HP300程度まで下がる。

司祭は僧侶と魔術士呪文の両方が使え、アイテムの鑑定が可能。
「囚われし魂の迷宮」では戦闘技能「マジックウォール」(敵の攻撃を防ぐ結界を張る)が使える。

侍は魔術士呪文が使える戦士。
「囚われし魂の迷宮」では戦闘技能「轟激刃紋ノ陣」(敵1グループに対して斬撃を放つ)が使える。

君主は僧侶呪文が使える戦士。
「囚われし魂の迷宮」では戦闘技能「ヒュージシールド」(敵の物理攻撃を仲間の身代わりに受ける)が使える。

忍者は戦士と盗賊のハイブリッドに似た性能を持つ。
「囚われし魂の迷宮」では「見切り」(防具なしでも防御力が高くなる)と「暗殺」(距離に関係なく当たると即死攻撃)が使える。

上級職には性格が関係している。
性格には善・中立・悪という3つの性格がある。
性格は選べる上級職に影響があり、キャラクター作成時に選んで決まるが、ダンジョン内で取った行動で性格が変化する事がある。
面倒なのは主力メンバーで性格が善と悪に分かれた場合、街で合流出来ないので合流するには迷宮で合流するような手間が必要になる。
中立のメンバーは善と悪どちらのパーティーにも入れるので、死体を持って街に帰還するサブメンバーは中立の性格にしておいた方が運用し易い。

パーティーはダンジョン内で一通りの事が出来るように構成する。
戦士は最低2人、魔術士、僧侶は最低1人はパーティーメンバーに必要だ。

【各職業の役割】
戦士:前衛を固め物理攻撃で敵を倒す。
盗賊:宝箱の罠を解除し宝物を得る。
僧侶:僧侶系呪文(回復や明かり)でパーティーをサポートする。アンデッドを浄化する事も可能。
魔術士:魔術士呪文で敵を攻撃したり、移動魔法や浮遊、地図等の補助呪文でパーティーをサポート。

出来れば戦士は前衛で2人にして、「戦戦僧盗魔」がオーソドックスな構成だ。あとの1人は自分の好みに合わせて入れる。
安定感なら僧侶を入れて「戦戦僧僧盗魔」にする。この構成だと僧侶のHP回復が手厚く死に難い。

ルネサンス以降のWizでは前衛3人、後衛3人でレンジ(射程)が武器によってあるので、後衛の武器攻撃は弓等を使わないと届かない。

前衛 戦戦僧 :敵の前衛に攻撃出来るが、敵からも攻撃を受ける
後衛 僧盗魔 :敵の前衛から攻撃を受けないが、弓がないとこちらからも攻撃が出来ない

また迷宮深部まで探索するメインパーティーの他、メインが死んだ場合に迷宮から死体を持ち帰るサブパーティーも作っておいた方がいい。

転職込みなので、どういう構成にしても困らないが、魔術士は序盤からいたほうが移動呪文があるので攻略が捗る。
魔術士がいないと魔術士呪文「Free Warp」での迷宮内移動と迷宮からの脱出呪文「Emergency Exit」が使えない。
特にマップの空白地を埋めるのに「Free Warp」で埋めていくのが基本のため、歩いて移動しているとエンカウントに引っかかり続けて中々ゲームが進まない。
序盤は魔術士が最低1人か2人欲しいところだ。

■序盤のパーティー例(戦士と魔術師を2人ずつ入れる)
前衛 戦戦僧
後衛 魔魔盗

中盤以降は転職が絡んでくるので、プレイヤーによってパーティー構成は異なってくるだろう。
そこまでにどの武器を入手しているか、何を重視するかでも変わってくる。
個人的には、司祭は1人以上は必ず必要。(マジックウォールがないとダンジョン下層を進めるのは厳しい。)
他には戦士系(戦士、君主、侍)2人~3人、盗賊か忍者が1人、というところだろうか。

■中盤以降のパーティー例
前衛 戦君侍
後衛 忍司僧

転職は20レベルくらいならステータスは足りるはずだが、性格が厄介だ。
君主にするなら性格は善にするなど、性格をいかに変えるか(または保つか)が転職する上でのネックになる。
『囚われし魂の迷宮』では転職書物がドロップするので、書物の使用で転職することも出来る。
性格を変えるには敵のエンカウントで友好的な相手の場合、「立ち去る」を選ぶと低確率で性格が変わる。
これを利用してダンジョンの上層でひたすらエンカウントして立ち去るを繰り返すと性格が変え易い。

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