この記事では2020年2月から3月にかけての発売されたゲームや今後発売予定のゲームを取り上げます。またゲーム関連の気になるニュースの紹介をしています。
(出展:People Can Fly/Square Enix)
- 1. 2020年2月・3月の注目ゲームと発売予定のゲーム
- 1.1. ■ロードス島戦記が2Dメトロイドヴァニア系アクションでSteamに登場
- 1.2. ■2020年2月20日発売PS4ゲーム『侍道外伝 KATANAKAMI』
- 1.3. ■2020年2月20日発売PS4ゲーム『デイメア:1998』
- 1.4. ■スクエニ海外向け大型シュータータイトル『Outriders』が始動
- 1.5. ■ハクスラARPG『Wolcen: Lords of Mayhem』Steamで発売開始
- 1.6. ■ダークファンタジーシミュレーション『Urtuk: The Desolation』Steamで早期アクセス開始
- 1.7. ■スマホでタクティカルRPG?『ドラゴンクエストタクト』に今後注目
- 2. ゲーム関連の話題
2020年2月・3月の注目ゲームと発売予定のゲーム
■ロードス島戦記が2Dメトロイドヴァニア系アクションでSteamに登場
ロードス島戦記は日本のライトファンタジーのイメージを決定付けたマルチメディアの先駆者で、これまで沢山のハードでゲームが作られてきましたが、『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』はヒロインのハイエルフ・ディードリットを主人公にしたメトロイドヴァニア系の2Dローグライクアクションです。
原作小説から12年ぶりに出た新刊『ロードス島戦記 誓約の宝冠』(第1巻は2019年9月1日刊行)までの空白期間がゲームの中で描かれます。
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ステージが進むと原作の主要人物が登場するとの事で、パーンやスレイン、カーラ等の登場もあるかもしれません。
『ロードス島戦記ディードリット・イン・ワンダーラビリンス』は3月13日Steamにて早期アクセス開始予定です。
2020年3月4日追記
アーリーアクセス開始日を3月13日から3月12日に変更されることが発表されました。アーリーアクセス開始時間は17時(日本時間)となります。
価格は1,320円で10%オフのローンチ割引も行なわれる予定とのことです。対応言語は日本語や英語等です。
『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』が3月13日に早期アクセス開始 新作小説までの空白を描く2Dアクション
「ロードス島戦記」がメトロイドヴァニアに! 「ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー」がSteamで公開 ロードス島戦記 ディードリット イン ワンダーラビリンス アーリーアクセス版PV■2020年2月20日発売PS4ゲーム『侍道外伝 KATANAKAMI』
2月20日発売の『侍道外伝 KATANAKAMI』(発売:スパイク・チュンソフト/開発:アクワイア)は期待していたゲームだったものの、先行プレイ動画のインプレが低かったため購入に至りませんでした。
クォータービューに侍道従来の世界観や2Dアクションを組み合わせた「侍道xディアブロ」的なゲームですが、アクション性とビューの採用がかみ合っていない印象でした。
2020年2月25日のIGN Japanの配信「#187 しゃべりすぎGAMER」でゲスト出演したYoutuberのいちごう氏(チャンネル「いちごうのゲームビート」運営者)によると、ダンジョンでボスを倒した後に出待ちの辻斬り(PK)がいてそこで戦闘になるのが面白い、と意見を述べられているのが印象的でした。
ダンジョン出口で出待ちして通りがかった一般人を殺害するPK(プレイヤー・キル)行為はDiabloやUltima Onlineといった黎明期のオンラインゲームの赤PKを髣髴させる要素であり、それを現代のアクションゲームの侍道というタイトルで蘇らせたのは、プレイヤーにとっては面白さのフレーバーになっているのかもしれません。(『侍道外伝 KATANAKAMI』では一応対人オプションがあり双方合意の上で対人戦になるとのこと。)
激論!ぶっちゃけゲームの「世界観」ってどういう意味!?:#187 しゃべりすぎGAMER
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「侍道外伝 KATANAKAMI」レビュー 【プレイレポ】『侍道外伝 KATANAKAMI』ハクスラに生まれ変わって借金返済をする『侍道』シリーズ外伝最新作■2020年2月20日発売PS4ゲーム『デイメア:1998』
2月20日発売の『デイメア:1998』はバイオハザード等に影響を受けて作られたサバイバルホラーで、イタリアの小さなインディー会社Invader Studiosが開発。
Invader Studiosは元々バイオハザードに似たゲームをファンメイドで作っていましたが、バイオハザード7を極秘裏に作っていたカプコンから開発中止の要請があり、その後、結果的にカプコンとは良い関係を築いてリソースの提供を受け『デイメア:1998』の開発につながったという経緯があるようです。
IGN Japanが現地取材した記事で詳細が語られています。
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サバイバルホラー『デイメア:1998』最初の30分! サバイバルホラー『デイメア:1998』最初の30分!PlayStation 4版、日本語字幕入り(Daymare: 1998)■スクエニ海外向け大型シュータータイトル『Outriders』が始動
Outridersは銃と超能力を使いながら敵を倒していくTPSカバーシューターです。ファミ通のゲームプレイ紹介では「ギアーズウォー系の戦闘システム+Destiny系のRPG+スキル要素の融合」と説明されています。
海外で2020年のホリデーシーズンに発売予定。日本展開が気になる所です。スクエニが普段手がけないジャンルですが今後注目したいゲームです。
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■ハクスラARPG『Wolcen: Lords of Mayhem』Steamで発売開始
ディアブロライクなハクスラ系ARPG『Wolcen: Lords of Mayhem』が話題になっています。
自由な育成のハクスラARPG『Wolcen: Lords of Mayhem』―突如変身能力を手に入れた主人公の謎を追い、重厚なファンタジー世界を冒険せよ【爆速プレイレポ】
Wolcen~はSteamで2020年2月13日に発売を開始。Steamレビューでは賛否両論になっていますが、高レベルなグラフィックやビルドシステム等動画を見てインプレが高めの要素が多かったゲームでした。Wolcen: Lords of Mayhem – Release Trailer
■ダークファンタジーシミュレーション『Urtuk: The Desolation』Steamで早期アクセス開始
Darkest Dungeonに似たデザインのキャラクター、ランダム生成されたオープンワールド、ヘクスマップの戦闘画面という、個人的に好きなパーツが揃ったゲームです。実際にプレイしていないためプレイフィールが分かりませんが、Steamレビューでは170件近くが非常に好評となっており、今後プレイしたいゲームの一つです。Urtuk~は2020年2月15日にSteamで早期アクセス発売中。現在英語のみですが日本語化にも期待したいタイトルです。
Urtuk: The Desolation – Official Steam Early Access Trailer
■スマホでタクティカルRPG?『ドラゴンクエストタクト』に今後注目
普段スマホゲーはプレイしていませんが、『ドラゴンクエストタクト』についてはティザー動画のインプレが良かったため注目しています。
「ドラゴンクエストタクト」先行プレイインプレッション。「ドラゴンクエスト」が“タクティカルRPG”の新作アプリとなって,こちらをみている!
ゲーム関連の話題
■IGN Japanが編集スタッフを追加募集
4年目に入った!IGN JAPAN スタッフ募集のお知らせ
ゲーム・エンタメ情報サイトIGNの日本版IGN Japanは2016年から開始し今年で4年目を迎えています。
国際色豊かなIGN Japanのメンバーがゲームについて激論をかわす配信『しゃべりすぎGAMER』は毎回楽しみに見ています。
このIGN Japanが追加メンバーを募集するとのことで、ゲームに一家言を持つ方はぜひ応募されてみてはいかがでしょうか。応募締め切りは2020年3月23日までとの事。
IGNのレギュラー配信『しゃべりすぎGAMER』IGN Japanの社内の雰囲気や立ち上げ当時の話が語られた#185 しゃべりすぎGAMER
■SFV TOPANGAチャンピオンシップ ウメハラときど等が決勝リーグへ
ストリートファイターVは発売5年目を迎えて老舗ゲームになりつつありますが、トップ選手同士の痺れるような駆け引きから生じる面白さは健在です。
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■今年で30回目を迎える節目の年のTGS2020の概要が発表
2020年9月24日から開催されるTGS2020の概要が出ています。
30回目を迎える今年の東京ゲームショウの開催概要が発表。テーマは「未来は,まずゲームにやって来る。」に決定
「東京ゲームショウ2020」開催概要が発表!今年のテーマは「未来は、まずゲームにやって来る。」■自宅配信プロゲーマーの配信環境を改善
自分は動画配信等は現在はしていないのですが、配信環境関連で良記事だと思うので掲載します。
格ゲー世界王者「ガチくん」の自宅配信環境をプロ並みの画質・音質に改造してきた
ゲーム配信環境改造計画第2弾。プロゲーマー“ふ~ど”&グラビアアイドル“倉持由香”編■クトゥルフ神話TRPG 改訂された新ルールブックが2019年12月に発売
ラヴクラフト原作の宇宙的恐怖と神話体系が舞台のホラーTRPG『クトゥルフ神話TRPG』のルールブックが新しいエディションとして15年ぶりに刷新されました。
関連記事 少し取り上げるのが遅れましたがクトゥルフ神話TRPGの大幅改訂された新ルールブックが2019年12月に発売となっています。ニコニコ動画でのセッションリプレイ等から近年では人気に火が付いたタイトルですが、ルールの改訂は実に15年ぶりということで改めて根強い人気が伺えます。
クトゥルフ神話TRPGは探索者(プレイヤー)が正気を失った際の扱い等、セッションとしてはプレイが難しい部類のTRPGですが、今回の改訂ではよりプレイアビリティを高めるための変更が為されているようです。こちらの記事やPVでは主な変更点が説明されています。
初めてルールに手が入れられた「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」レビュー。第7版が何を目指し,何が変わったのかをざっくり解説
『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』PV
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