PS4/Switch ディヴィニティ:オリジナル・シン2 職業考察と序盤攻略メモ(隔離地域~フォートジョイ脱出までの流れ)

PS4/Switch ディヴィニティ:オリジナル・シン2 職業考察と序盤攻略メモ(隔離地域~フォートジョイ脱出までの流れ)
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仲間とパーティー考察

フォートジョイで船で出会ったオリジンキャラのうち3人仲間に出来る。オリジンキャラは以下のキャラクターがいる。

  • レッド・プリンス
    リザード王族の王子。王国に戻るため夢想家のリザードを探している。
    種族特性としてショベルなしでも穴掘りが可能。ドラゴンブレスで火元をいつでも起こせるので戦士や召喚士に向いている。
  • セヴィル
    エルフの女。奴隷にされていた過去があり、自分を奴隷にした暗殺組織「孤狼(ローンウルフ)」の首魁のリザードを付け狙う。
    リザードを見かけると見境がなくなり勝手に攻撃することがある。
    エルフの種族スキル「死肉喰らい」で、死体の一部を食べると残留思念を取り出してスキルを覚えることが可能。
  • ローゼ
    悪魔憑きの女。エルフのシャヒーラに会うと、悪魔憑きに変貌して襲い掛かる。悪魔憑きローゼを倒すと人格が元に戻る。
    マギステル城地下のフォートジョイ監獄にいるドワーフと話すと、ドワーフの師匠が悪魔祓い師(エクソシスト)という情報を入手する。
    ドリフトウッドでエクソシストに会うことがローゼの目的となる。
    なおエクソシストは前作にも出ていたあの人である。
  • イファン・ベン・メッズ
    人間の男。暗殺組織「孤狼(ローンウルフ)」の元暗殺者。レンジャー出身で弓が得意武器。動物と薬物が大好き。
    「孤狼」から主教アレクサンダー暗殺の命を受けてフォートジョイに潜入した。
    主人公でもパーティーで仲間にしても、序盤にクエストの流れでアンデッド商人ザレスカーから「シャドウオブアイ」という(序盤にしては)強力な弓をもらえる。
    シャドウオブアイはダメージが序盤では桁違いに強く、「カメレオンクローク」のスキル付きなので、非常に強い。
    イファンを仲間にする利点は序盤のシャドウオブアイである。
    他にはドリフトウッドの酒場でストーリーが有利に進む選択肢がイファンのみある。
  • フェイン
    アンデッドの男。アンデッドは通常の回復がダメージになり毒で回復という逆の形になるので、パーティーに組み込むのが難しいキャラ。
    パーティーをアンデッドで固めるのが一番楽なのだが……。
    街中では、アンデッドという理由で攻撃を受けるので、顔を隠したり変装しないといけない。(フェインの変装マスクは序盤で入手可能。)
    骨の指で開錠が可能なため、ロックピックが不要。
  • ビースト
    ドワーフの男。ストーリー上、ドリフトウッドのロハールやドワーフの女王・ジャスティニアと絡みがある。
    キャラクターとしては初期キャラクターにいなかったが、途中で追加されたキャラクター。
    ドワーフの種族特性として、小さい穴など狭い場所に潜り込める。

オリジンキャラは正直誰を選んでもいいが、個人的には、レッド・プリンス、イファン、セヴィルが少し強い印象。
レッド・プリンスはドラゴンブレスでいつでも火が吹けるので火元が要らないのが楽。地面を掘り返せるのでショベルも不要。
が、レッド・プリンスがいるとストーリー上、頻繁に暗殺者に狙われてしまう。

イファンは孤狼関連のストーリーやドリフトウッドの街のクエストでいると多少便利。
また序盤で「シャドウオブアイ」というカメレオンクローク付きの強力な弓をもらえる。
カメレオンクロークがあるとかなり死に難くなるので、スキルブックが少ない序盤では貴重なアイテム。
半面、イファンの性格設定が厄介ごとに巻き込まれやすいので注意が必要。

セヴィルはエルフであること自体が強い。種族スキル「死肉喰らい」でスキルの修得があるので他のキャラクターよりスキルが増えやすい。
また、種族スキルの「フレッシュ・サクリファイス」で戦闘でAPが増えるので少し有利。
ただ、ストーリー上リザードと敵対しやすいので、レッドプリンスとパーティー同居させ辛いのが難点か。

オリジンは6人(レッドプリンス、イファン、セヴィル、ローゼ、ビースト、フェイン)いるので、1周目のプレイでは全員のオリジンストーリーを見られない。
2周することを考えると、好きなメンバーをパーティーに入れてプレイして問題ないだろう。

仲間の初期スキルは、仲間に入れるときの会話の選択肢である程度のスキル系統を選べる。
質問「私はファイターとしての剣術は完璧だが魔法の神秘にも精通しているし、謀略の覚えもある。さあどうする?」

選択肢

  1. 「ファイターは理想的だと思うと言う。」
  2. 「多少の筋肉を持つ人物に興味があると言う。」
  3. 「技巧に長けた人物に興味があると言う。」
  4. 「神秘の技に親しみをもっている人物に興味があると言う。」

選択肢から1を選ぶとファイターのスキルがセットされる。
2だとファイター系の職業の選択肢(ファイター・インクィジター・ナイト・メタモルファ)が表示されて更に選択肢を選ぶ。
3はローグ系の職業の選択肢が表示、4は魔術師系の選択肢が表示、というようにスキル系統を選択肢で選ぶ。

欲しい職業の選択肢を選ぶとスキルが自動でセットされるので、パーティーの戦闘バランスを考慮したメンバー構成にしたい。
但し、この時点ではそれほど厳密に考える必要はない。
職業を選んでもスキルレベルは所詮レベル1か2なので、何を選んでもそれほど影響は少ないし、無駄にもならない。
お試しで使用感を確認して、使えると思ったらスキルを伸ばす感じでいいだろう。
使えないと思ったスキルは、レディ・ヴェンジェンス号の鏡で、いつでもスキルリセット出来る。
(リセットしてもスキルブックから覚えたスキルを忘れることは出来ない。)

このゲームの戦闘は物理防御と魔法防御の2種類の防御値どちらかを0にしないとHPが削れないので、パーティーの攻撃方法がどちらかに偏っていると倒すのが難しい敵が出てくる。
(常時超回避で物理攻撃無効化、魔法効果無視、魔法効果吸収など)
そこで、物理防御と魔法防御が両方削れるパーティー構成がバランスがいいということになる。

筆者が現在、オナーモードでプレイしている職業とキャラクターは以下である。

  • 主人公
    種族:エルフ(「死肉喰らい」でスキル入手可能。)
    スキル:召喚サブ+悪党系+サポート系スキル(水・土・風・武術・多形 低レベル)+隠密系スキル(悪党 低レベル)
    役割(戦闘):化身召喚とエレメンタルトーテムを出す。悪党スキルと各種サポート魔法(リジェネレーション、寒気の鎧、マジックアーマー)でサポート。悪党は緊急脱出用のクローク・アンド・ダガーに加えて近接戦闘用のスキルも揃っているので、短剣二刀流の回避極め近接サブアタッカーとしても戦う。
    役割(社会):窃盗担当。(窃盗でスリと鍵開けが可能になる。物価が高く、高価な装備品やスキルブックを買うことが難しくても、盗めば簡単に入手することが可能なので、金策でも非常に重要。)
  • レッド・プリンス
    種族:リザード(ショベル不要。ドラゴンブレスで火元不要。)
    スキル:戦士専業(武術・死霊術・多形)+サポート系スキル(水・土・風・武術・多形 低レベル)(リジェネレーション、寒気の鎧、マジックアーマー)でサポート。悪党はクローク・アンド・ダガー用。(カメレオンクロークで透明化からクローク・アンド・ダガーで透明化のまま移動が可能。)
    役割(戦闘):片手剣+盾で戦闘。武術や多形術で敵の物理防御を削り、バトル・ストンプやバトリングラム、チキンクロウなどの物理デバフで無力化する。
    役割(社会):説得担当。(会話で説得と能力値勝負になることが多く、説得で勝つとストーリーが有利に展開する。)
  • イファン
    種族:人間・孤狼関係者(孤狼関連ストーリーで選択が増える。)
    スキル:召喚専業+弓職サブ(狩猟術)+サポート系スキル(水・土・風・武術 低レベル)(リジェネレーション、寒気の鎧、マジックアーマー)でサポート。悪党はクローク・アンド・ダガー用。(カメレオンクロークで透明化からクローク・アンド・ダガーで透明化のまま移動が可能。)
    役割(戦闘):化身召喚とエレメンタルトーテムを出す。暇になったら弓で攻撃をサポート。武術1レベルあればシールドバウンシングで物理防御を削れる。
    役割(社会):幸運担当。(幸運が高いキャラクターがパーティーにいると、ドロップで高グレードの装備やアイテムが入手確率が上がる。金策で重要。)
  • ローゼ
    種族:人間(悪魔祓い師ストーリー関連)
    スキル:魔術師専業(火・風・水)+サポート系スキル(土・武術 低レベル)(リジェネレーション、寒気の鎧、マジックアーマー)でサポート。悪党はクローク・アンド・ダガー用。(カメレオンクロークで透明化からクローク・アンド・ダガーで透明化のまま移動が可能。)
    役割(戦闘):火術魔法と風術魔法を中心に敵の魔法防御を削る。水術魔法で仲間を回復させる。武術1レベルあればシールドバウンシングで物理防御を削れる。
    役割(社会):物々交換(商品売買)担当。(金策で重要。)

テレキネシス、隠密、鑑定は序盤はさほど重視しなくていいだろう。
テレキネシスは筋力で代用可能。
隠密は0でも隠密行動が取れるので序盤は無理して上げる必要はない。
鑑定は最悪NPC商人に頼めば可能。

職業考察

オリジンとの会話の選択肢で「バトルメイジ」や「インクィジター」といった職業名が出るが、雰囲気だけのものなので意識しなくていい。
結局、柱になるメインのスキル系統1~2種と、必須のスキル(回復系・移動系・隠密系)を低レベルで取るハイブリッドタイプになるのでゲーム側で示される職業名には余り意味がない。
自分はこのゲームの職業は大きく近接系、魔術師系、サマナー(召喚士)系、弓職系の4つに考えている。

近接系キャラクター①片手武器・盾戦士

近接系は物理防御を削る事を中心にする職で、片手武器・盾戦士タイプか、二刀流高回避ローグタイプに分かれる。

盾戦士は片手武器と盾を持ち、武術・死霊術・多形術中心のスキル構成のキャラクター。盾のブロック率と防御の高さで持久戦に強いタイプだが、攻撃力に課題があるので、状況に応じて片手持ちと両手持ち武器を入れ替えながら戦う。
(両手持ちメインの場合、防御が弱すぎるので、片手武器+高ブロック率盾で戦闘し、敵が弱ってダメージを多くしたい場合のみ、両手持ちに持ち替えて戦う。)

また、盾のブロック率は前作ではキャラクターの能力として上げられたが、ディヴィニティ2では装備依存なので、高ブロック率盾が出るゲーム中盤以降でないとブロック率中心で戦うことは出来ない。序盤はまず防御値を稼ぐことを考える。

防御値を稼ぐにはキャラクターの能力で何とかするには限界があるので、装備のグレードを上げるしかない。
グレードの高い装備品を得るには、幸運の高いキャラクターを作ってレア装備をドロップするか、装備品を商人に売るか、またはスリ(窃盗)でも何でもいいので金を稼いで店売り品を購入する。
このゲームではスリや窃盗で積極的に金を稼ぐ必要がある。クエストをクリアしてもほとんど金は得られないからだ。

近接系キャラクター②二刀流高回避ローグ

二刀流ローグタイプは二刀流で短剣を持ち回避の高さとソーススキルのダメージの高さ、悪党スキルの各種デバフで戦う。
アミュレットにルーンが埋め込めるタイプのものだと、根源ルーンを埋め込むと回避が90%になる。
こうしたアイテムで回避率を稼ぐことが重要になる。

二刀流高回避型キャラクターも、ゲーム中盤以降でないと難しいため、序盤は召喚などを軸にしながら、戦闘の状況を見て、スキルリセットで調整して徐々に他のスキルを削って二刀流に移行していく。

近接系と相性がいいスキル系統は死霊術、多形術など。死霊術は防御を稼いだり相手の防御値を削るスキルが多く近接の相性がいい。
多形術も物理攻撃手段として、また防御を稼いだりサポートが充実したスキル系統で近接と相性が合う。

魔術師

魔術師は土水火風の4種の魔法系統を上げていき、魔法サポートと魔法攻撃を担う。魔法防御を削る場合に重要な職になる。
4種の系統全てを上げてもいいが、記憶スロットの容量から、スキルを絞る必要が出てくるので、どの魔法系統に特化していくかが重要になる。
一応、回復は水、攻撃は火、移動と攻撃が風、毒や地面への影響が土という感じになる。

サマナー

サマナー(召喚術)はこのゲーム最強の職業。専業で上げ切った化身召喚に召喚バフをマックスでかけたときの強さは半端ではなく、ソーススキルを除けば同レベル帯のキャラクターよりも堅くて強い。
更に、エレメンタルトーテムを毎ターン出す事ができ、設置面に応じた攻撃手段を付与出来る。
サマナーを一人増やせば難易度が一段階下がるくらいに考えてもいいほど。ただ、召喚だけだと、出した後に遊兵になりやすいので、何かサポート系のスキルを取っておくのもありだろう。

弓職

弓職については、前作では最強職だったが、はっきり言ってそれほど使えない印象。
ディヴィニティ2では防御値のシステムから一番弱体化された職業。
まず弓を持っていると盾が持てないので防御値が下がり、防御が低いキャラクターは一点集中狙いされるため、1ターンで防御を剥がされることが多い。

弓自体の攻撃力もそれほど強くなく、「バラージ」が3本打てるのでダメージは少し強いのと、敵の物理防御をはがした後に矢の本数があれば転倒させられるのはメリットだろう。
ただ、それよりも盾を持てないことによるデメリットの方が上回る。
高所から弓を打つと攻撃力が上がるが、敵は移動スキル持ち・遠隔攻撃持ちが大半なので、高所でも移動したり攻撃を仕掛けてくる。

中盤以降は敵は位置入れ替えなども普通にやってくるので、弓のコンセプトである離れて高所から弓を打つという状況が作れないまま集中攻撃されて落ちる。
よって、弓職専用という職業は厳しいと考えた方がいいだろう。

ただ、弓が意味がないというわけではなく、「離れて高所から敵の物理を削りたい」というシチュエーションが結構あるので、それに備えて、全員分の弓を揃えておく。
狩猟術スキルがなくても、技巧のステータスが足りていれば弓が使えるので、遠隔から敵の物理削り用に弓自体は持っておきたい。

2020年1月4日追記
これまでは自分のプレイから上記のように思っていたが、ゲーム実況動画の兄者弟者さんのプレイから、思ったより弓職が活躍していたので驚いた。

動画では兄者氏、弟者氏、おついち氏の3人でストーリーをマルチプレイしている(難易度クラシック)だが、兄者氏はリザードの弓職。
タレントの「ガラスの砲台」を取っていて、毎ターン、最大APの6APで弓を撃ちまくる。更に属性付与スキルで地面の血を矢に付与して物理ダメージを底上げ。
大体、弓一発で30数ダメージx3発で1ターン100ダメージを叩き出していた。

ガラスの砲台は防御値があっても敵の魔法などからデバフ効果を受けてしまうので、高リスクだが、兄者氏は上手く使っていた。
ただ、まだフォートジョイの序盤なので、今後テレポ魔法持ち、遠隔攻撃持ち、位置入れ替えなど、ストーリーが進むと敵AIが色々やってくるので、それにどう対応されるのかは興味がある。

また、「弓職+ガラスの砲台」ビルドは、前作をプレイ済みの兄者氏だから運用出来ているが、プレイに慣れていない人がやると難しいかもしれない。実際、確実に集中砲火を浴びるので、自分は難しいと感じていた。
(ちなみに兄者氏は前作ではおついち氏とマルチプレイ。兄者氏は前衛戦士で、おついち氏は後衛の召喚士だったので、プレイロールは前作と異なっている。)

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