BloodborneにハマリDARK SOULSシリーズに出遭う
自分はこれまでPCのMMORPGや、PC版『DIABLOⅢ Reaper of Souls』のハードコアモードを中心にプレイしていたため、プレイステーションシリーズ等で出ていた一連のソウルシリーズ『Demon’s Souls(デモンズソウル)』『DARK SOULS(ダークソウル)』『DARK SOULS II(ダークソウル2)』を全くプレイしていなかった。
2014年末にPS4ハードを購入し2014年~2015年にかけて初めてプレイしたソウルシリーズがスピンオフの『Bloodborne(ブラッドボーン)』という来歴になる。
元々ゴシックホラーが好きな事もあり、ブラッドボーンは本編4周+DLCで計400時間以上プレイした。
続いて、『DARK SOULS III(ダークソウル3)』が発売され、こちらも500時間以上プレイした。
しかしダークソウル3はブラッドボーンに比べて自分にはかなり立ち回り等が難しく、呪術キャラで160レベル近く上げてようやくダークソウルとして初クリアした。
続いて戦士キャラを何度もやり直してようやくダークソウルの基本である戦士の立ち回りが理解出来始めたのだった。
最近ゲーム実況系の配信でダークソウル2をプレイしている配信者が増えてきているように思う。
ダークソウル2は自分が知る限りネット上の評判等は余り良くない。
悪いというより、「デモンズが良かった」という人や、「初代ダクソが良かった」という人が多い印象がある。
残念ながら「ダークソウル2が最も良い」という人の意見は少数派のようだ。
そういう評判はあるにせよ、ダークソウル2も見た感じでは面白そうに思えた。
ダークソウル3はDLC第2弾の『THE RINGED CITY』でシリーズを終えてしまったが、もうプレイ出来ないのが寂しくもあった。
そこで、これまでプレイしていなかったが、ダークソウル2をプレイしてみようと思った。
ダークソウル2の購入とインプレ
PS4のダウンロード購入で『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』を購入。
ダウンロード版だと価格は5,616円。(ダウンロード版は何故かAmazon等のパッケージより高い価格になっている。)
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操作系はダークソウル3をプレイ経験のある自分にはある程度同じように見えたが、ダークソウル2で特に厳しく感じたのが、「死ぬと亡者になる」「亡者の状態で死に続けるとHPの上限が減っていく」という仕様だ。
人間に戻るにはアイテムが必要なため、実質多くの時間をHPの6~7割で攻略することを余儀なくされる。
ダークソウル3では亡者になってもそういうことはなかった。しかしダークソウルでの亡者の扱いはこれが普通なのだと改めて思った。
動作や攻撃モーションもダークソウル3に比べダークソウル2はぎこちなく、操作が難しく感じた。
特にローリングはダークソウル3に比べ大きく弱体化(というより3で大幅に強化されていると言うほうが適切だが)しており、距離や無敵時間も減っていて、回避手段としても神経を使うものになっている。
モーションのぎこちなさと回避手段としてシビアなローリング、亡者時の大幅な弱体化がリアルな緊張感を高めている。
エスト瓶も序盤の配布は少ない。港では完全に殺しにかかっている敵の配置、圧倒的な数の暴力。
何度逃げ回りながら桟橋から海に落ちて「YOU DIED」を見たことか。
これぞダークソウルだ。
光や風、波の表現の美しさ、ローディング中の説明画面の美しさ、敵の暴力的な強さ、ダークソウル2は何もかもが素晴らしい。
好きなソウルシリーズはと聞かれたら今ならダークソウル2が最高、と答えるだろう。
ダークソウル3からシリーズに入ったという人で、ダークソウル2を未プレイの人は、是非『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』をプレイしてみてもらいたい。
ダークソウル2の美しい風景の数々
ダークソウル2の美しい風景の一部を撮影したので掲載する。ゲーム中では、光、風、波の表現などが加わり、更に美しいです。
ソウルシリーズ初心者から見た2と3のゲーム比較
ダークソウル2の仕様は細かい点でダークソウル3と異なるため、オンラインマニュアルを見ながらプレイしている。
ソウルシリーズ初心者の目から見て、ダークソウル2の仕様はダークソウル3と比較すると以下のように異なっているので、改めて表にまとめてみた。
ダークソウル2 | ダークソウル3 | |
---|---|---|
舞台 | 失われた国ドラングレイグ | 薪の王の末裔が辿りつく場所ロスリック |
主人公 | 不死 | 不死 |
ゲーム起動時 | サーバーと通信している画面が挿入 | スムーズにゲーム画面に移行 |
ステータス | 3よりもステータスや各種数値が多く、情報がアイコンで表示されるので見辛い | 2よりも簡略化されていて画面も見易い(適応力、魔法記録回数などが廃止) |
装備強化 | 武器強化のみ可能(防具強化は廃止) | 武器強化と防具強化が可能 |
敵の数 | 多数配置が基本 Mobを一定回数倒すとその場所からいなくなる(繰り返し倒すことによるソウル獲得の防止?) |
初期配置は通常 Mobを一定回数倒しても出現し続ける(ボスや一部の固定敵等を除く) |
動作モーション | ぎこちない | 滑らか |
武器ガード | 可能 | 可能 |
パリィ難易度 | 難しい | 普通 |
ローリング | 距離・無敵時間が短くシビア | 回避手段として強い |
亡者化 | 死亡すると即、亡者化 死亡回数が増えるとHP上限が減る 生者に戻るには「人の像」を使用する |
死亡しても即、亡者にはならない(暗い穴が増える) 暗い穴の状態により亡者になることはあるがHPはそのまま 人間に戻るには火防女に依頼する、女神の像に祈るなどが必要 |
両手持ち | 右手武器、左手武器とも両手持ちが可能 | 右手武器のみ両手持ちが可能 |
戦技 | なし | あり |
溜め攻撃 | なし | あり |
2刀流 | システムにより2刀流が可能 | 武器の種類により擬似的に2刀流を再現 |
バックスタブ | あり | あり |
クロスボウ | 撃った後、自動的に次の矢が装填される | 撃った後、手動で矢を番える必要がある |
強靭の仕様 | 戦闘において重要性が高い | 2ほど重要ではないが、被弾時のローリング距離減少に関係あり? |
奇跡・魔法・呪術 | 回数制(回数制のため回数回復アイテムがある) | FP消費制(FP制のためFP回復アイテムがある) |
残り火 | なし | HP増大 侵入が可能になる 召喚が可能になる |
人間性 | 「人の像」を使うと生者に戻る 「人の像」を篝火にくべると協力・侵入が一時的に不可になる |
なし |
召喚サイン | あり(人間性使用時) | あり(残り火使用時) |
ジェスチャー操作 | options | タッチパッド |
タッチパッドのアイテムショートカット | なし | あり |
エスト瓶による回復 | 回復が遅い(リジェネ) 飲む動作の隙が大きい |
一瞬でMAX回復 飲む動作の隙が少ない |
雫石による回復 | エスト瓶のほか、雫石でも回復が可能 | 雫石での回復はない(回復手段は主にエスト瓶のみで行う) |
たいまつ | 一旦火にたいまつをかざして火を付ける必要がある(篝火の前などで△で切り替えメニューからたいまつに火を付ける) | 武器扱いで手に持つと明るくなる |
モーション中ダメージ(霧の中、宝箱を開ける、スイッチ起動中など) | モーション中でもダメージを受ける(一部モーション中に無敵になることもあるが、Ⅲの感覚でいえば無敵時間はほとんどない) | モーション中は無敵 |
商人へのアイテムの売却 | 購入が可能なほとんどの商人には「売却」が出来ない(売却専用の商人が出現するポイントがあるが、一度出現すると場所を移して居なくなってしまう) | 売買が可能な商人(NPC)には全て売却が可能 |
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