Wizardry 囚われし魂の迷宮 キャラクター作成・序盤解説・職業考察(試練の迷宮・シーインの迷宮・シーイン最深部全マップ付)【Steam】

Wizardry 囚われし魂の迷宮 キャラクター作成・序盤解説・職業考察(試練の迷宮・シーインの迷宮・シーイン最深部全マップ付)【Steam】
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Wizardry 囚われし魂の迷宮 ゲームを進めるTipsとヒント

ここからは個別のTipsとヒントについて記していく。

キャラクター作成で高ボーナスを狙う

キャラクター作成編でも書いた通り、最初に主人公の新規登録をするが、BONUSという数値が出るので、出来るだけ高いBONUSを狙いたい。
BONUSが高ければステータスに割り振れる数値が多くなり、最初から上級職に転職し易くなる等のメリットもあるが、VITを初期から高めにすることで中盤以降もHPを高く保つことが目的だ。
中盤以降出現する敵のダメージで、HPが低いメンバーは一撃死するため役に立たなくなってくる。
そのため全てのメンバーには高いHPが必要になってくる。
高いHPにはVITを高める必要があり、BONUSの数値の大半をVITに割り振る事で高いHPを保証出来る。

作成時のBONUSが低ければESCを押してキャンセルする。
また新規登録からやり直してBONUS・・・を繰り返して高BONUSを狙うことが可能だ。

通常のBONUSは8~10前後だが、BONUS19くらいは割りと出やすいため、最低でも10分くらいは粘った方が得だろう。
筆者が確認した最高BONUSは36。この時はたまたま運が良かったのだと思うが20分前後で出た。

更にSteam版では「成長の実」というDLC特典が付属しており、作成時に限り成長の実でステータスをアップさせられる。成長の実を使うとステータスボーナスが+10される。

主人公以外に、パーティーに入れる冒険者についても、やはり新規登録時に19以上のボーナスを狙って作成したい。

迷宮へ行く前に道具屋で地図を購入

主人公と冒険者を作成しギルドでパーティーを編成したら、迷宮へ向かうがその前に道具屋で魔力の松明、傷薬、試練の地図―上層を買っておく。
魔力の松明は暗い迷宮で明かりを灯すためだ。
但しプレイヤーが慣れれば松明はなくても問題ない。

傷薬はHPを回復させる。
僧侶もHPの回復呪文を持っているが、死人が出る確率を減らすため最初は傷薬を持ち歩いたほうがいいだろう。

試練の地図―上層は最初から道具屋に売っており、地図キーを開くと試練の迷宮1Fと2Fだけは地図が表示される。
最初はこの地図を頼りに迷宮を探索してレベルアップをしていく。
試練の迷宮の下層でも死なないようになったら、シーインの迷宮で本格的に探索をするという流れになる。
また、街の各施設で話しかけるとクエストに関係のある情報を入手出来ることがあるので、シナリオが進展したら積極的に街の施設で店主に話しかけるといいだろう。

迷宮に入ったら5つの常駐呪文を唱える

迷宮内に入ったら、常駐効果のある呪文を唱えておくといいだろう。
迷宮での探索や戦闘に有効になる。
アンチスペルゾーンでは無効化されるため、通常エリアに出たらまた唱え直しておく。

呪文系統 呪文レベル 呪文名 効果
魔術士呪文 LV2 Arcane Map 知覚の能力を上げマップを表示する

アイテムの地図がなくてもその階のマップを表示する

LV2 Levitation パーティーを浮遊させ罠や溝等を通過可能にする
僧侶呪文 LV3 Battle Aura パーティーの命中率を上昇
LV3 Ball of Light ダンジョンを長時間明るくする
LV4 Advanced Reflex パーティーの回避率を上昇

迷宮内の通路は上下左右でつながっている

迷宮内の通路は無限回廊になっており、上下と左右でつながっている。ずっと上に歩いているといつの間にかマップの下側にいた、というのはこのためだ。
上と下がつながっているマップは結構あり、どうしてもあの通路に移動出来ない、という場合は無限回廊の可能性を考えてみるべきだ。

ターボモードで高速移動

迷宮内を高速移動するモードで、移植で追加された機能が「ターボモード」だ。
ターボモードの間はダンジョンでの移動が(比較的)高速になる。
ターボモードは「切り替え」と「長押し」のどちらかが選べる。
切り替えの場合は迷宮内では常にターボモードで移動する。
長押しの場合は押している間だけターボモードになるが、移動キーと同時押ししないといけないので面倒だ。
基本は「切り替え」でいいだろう。
但し、ゲームクライアントを起動するたびにターボモードを選択し直す必要がある。

主人公の仕様

オーソドックスなWizシリーズとこの「囚われし魂の迷宮」の大きな違いとしては、「主人公」が存在する点にある。
イベントの立ち絵で表示されるのが最初に作成する主人公だ。
主人公は死んでも寺院にHP1で収容されて、(灰死とロストを除いて)死なないようになっている。
主人公以外のパーティーメンバーは生きていればギルドに行くか寺院に収容される。
ダンジョン内で死んだメンバーは寺院に死体回収を依頼する事が可能だ。

主人公を切り替えるには、一度タイトル画面に戻り、プレイする主人公を選んだ状態で「つづきから」を選択する。
主人公は1データで何人でも登録出来る。
主人公は別の主人公のパーティーにも入ることが出来る。

基本的には、普段はメインパーティーの主人公で探索を進め、(迷宮内でのパーティー合流等)必要に応じてサブ主人公に切り替える、という感じで主人公を使う。

パーティーの性格が善と悪が混ざって街で合流出来なくなった場合

性格が善と悪の冒険者がパーティーに混在している場合、死亡して街に戻ると性格の不一致から一時的にパーティーが解散してしまう。
解散したメンバーはギルドに移動している。
この場合、性格が違う者同士は街では合流出来ないので、サブ主人公を使って合流させる必要がある。
例えば主人公の性格が善、パーティーメンバーの性格が中立から悪になった場合の合流方法は以下のように行う。

  1. キャンプメニューからタイトル画面に戻りサブ主人公に切り替える。(サブ主人公を作っていない場合は新規登録で作成する。その際、性格は中立で作成した方が良い。)
  2. サブ主人公でギルドに行く。ギルドで性格が悪のメンバーをパーティーに入れる。
  3. サブ主人公のパーティーでダンジョンに入り、キャンプメニューからすぐにセーブする。キャンプメニューからタイトルに戻るを選ぶ。
  4. 主人公が並んでいる画面で「つづきから」を選び、メイン主人公で開始する。合流する仲間の人数の余地があるようにパーティーは5人以下にする。サブ主人公のいるダンジョンに入り、合流したい仲間がいる場所の座標まで移動する。決定キーを押してメニューから「仲間探索」を選ぶ。
  5. メイン主人公に合流させたいメンバーを選んでパーティーに入れる。

「囚われし魂の迷宮」で重要な呪文と技能

このゲームで重要な呪文は移動呪文と回復(蘇生)呪文だ。
特に魔術士の存在意義は移動呪文を使えることが全てだと言っていいくらいだ。

移動呪文「Emergency Exit」と「Free Warp」
魔術士呪文の「Emergency Exit」はダンジョンから一瞬で脱出が可能な呪文。
魔術士呪文の「Free Warp」で同じダンジョン内全ての階層・全ての座標に一瞬で移動する。
移動呪文を使ってマップの空白地を埋めていくのが探索の基本だ。

また、僧侶呪文の「Escape」は記憶している階段へ移動可能になる。
但しほとんどの移動はFree Warpを使うためEscapeを使うことはまずない。
パーティーが半壊状態でEmergency ExitとFree Warpどちらも使えない場合に使うことになるだろう。

移動系の呪文は侍と君主では覚えられないため、一度魔術師や僧侶を経由して移動呪文を覚えてから侍や君主になるか、または司祭を経由して侍や君主になる等、転職での経由を少し工夫する必要がある。

回復(蘇生)呪文最強は「Wish蘇生」

僧侶呪文の「Touch of Life」や「Resotre Body」で死からの復活が可能だが、呪文で蘇生させると、蘇生させたキャラクターのステータス(VIT)が減少する。(寺院での復活蘇生でも減少する模様。)
また確率で蘇生が失敗し、「灰死」になることがある。
灰死の状態で蘇生を失敗するとキャラクターロストになる。

VITを減らさずに復活させるには、魔術士呪文の「Wish」を戦闘中に使う。
Wishを戦闘で使うと、ランダムで複数効果が表示されるので、その中から「回復と蘇生」を選ぶ。
(表示されない場合は別のメンバーが唱えるか、次ターンで唱える。)
Wishでの回復と蘇生が成功すると、ステータスが減少せず、全員が蘇生されHPも全回復する。
非常に強力なWishだが、ランダムで無効化や逆にパーティーへのダメージが入ったりすることがあるため注意が必要だ。
またWishは一度使うと残りの呪文回数が0になってしまう。

死人・灰死が出た場合、街に戻ると強制的に寺院に収容されてしまう。
死んだ状態で引き取っても寺院を出る時に収容されてしまうため、寺院で回復する事になるが、VITが減少してしまう。
よって、ステータスを下げずに蘇生する場合は、極力ダンジョンの中でWishを使って行いたい。

リスクなくWish蘇生を行うには、ダンジョンの1階等の低階層で、弱い敵との戦闘中にWishを使った蘇生を行う。

全体攻撃呪文最強は「NAL Burst」 但し武器攻撃の方が強力
一応、攻撃呪文最強は魔術士呪文の「NAL Burst」があり、全体攻撃系ではまずまずのダメージが出る。
逆に言うとNAL Burst以外で使える攻撃呪文は少ない。
敵の属性に対応した呪文が多いものの、結局NAL Burstを超えるダメージの呪文がないためだ。
また攻撃系の呪文自体、このゲームでは余り強くなく、強武器による君主や侍の物理攻撃力が非常に高い。
よって中盤以降は呪文に頼ることなく、強武器を持った君主や侍が物理攻撃するのが最も効率良く敵を排除出来る。

司祭のマジックウォールは防御手段として有効

技能では司祭が戦闘中に使える技能の「マジックウォール」が防御手段として重要になる。
マジックウォールがないと敵のダメージが素で通ってくるため、特に高レベル帯では全滅に直結してくる。
技能は転職すると消えてしまうため、マジックウォールを使うためにパーティーに一人は司祭を入れたいところだ。

キャラクターの成長のコツ

寺院のメニューにある「お布施」で金で経験値が買えるシステムなので、金があれば上級職でも直ぐに20レベルくらいのキャラクターになる。
よって進め方としては、一度司祭(僧侶(または魔術師)で呪文カンスト後、魔術士(または僧侶)に転職して呪文カンスト)に転職し、全ての僧侶呪文と魔術士呪文を覚えてから戦士系の職業に転職させると、移動呪文(Emergency Exit、Free Warp)、回復呪文(Healing Light、Purifying Aura、Restore Body)、回復・蘇生呪文(Wish)、攻撃呪文(NAL Burst)を修得した状態の戦士になるので、非常に強力なパーティー構成になる。

店買いで商品を買うゲームではないので、ダンジョンをひたすらクロールしていればあっという間に金が100万以上貯まる。
(戦闘で金を盗む敵もいるので、不安ならギルドに待機しているサブメンバーに金を預けておく。)

ステータスではHPの高さに直結するVITが重要となる。
VITが少ないまま中盤以降になると、HPが少ないまま成長しているため、高レベルのダンジョンの敵に一撃死する事が多くなる。
初期作成時点でVIT15程度は欲しい。
個人的にはLV30でHPが500以下でギリギリの線で、400以下なら作り直した方が早いと感じた。
LV30前後ならHP800程度は欲しい。

また、「転職の書」があればステータスや性格等の条件を満たしていなくても転職が可能なので、最初からVITの高さを重視して成長させやすくなっている。
重ねて言うが、低いHPだと中盤以降はかなり辛いゲームだ。

また蘇生を行う確率がステータス「PIE」依存らしいので、PIEが高いキャラクターで蘇生魔法を行うと失敗(灰死)し辛いのは覚えておきたい。

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