PS4版の『ドラゴンエイジ:インクイジション』で、故郷のヘイヴンを壊滅させた宿年の敵コリーフィウスを追い、古代エルフの神ミサールの神殿に突入し、クエスト「高慢がもたらしたもの」をクリアしたので記録として記事にする。(プレイ時間は約193時間)
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高慢がもたらしたもの一つ目のマップ
“高慢がもたらしたもの”は2部構成になっている。
一つ目は敵のバリケードを突破し神殿に辿り着くまで。
二つめはエルフの古代神殿に入り、コリーフィウスに魅入られた騎士・サムソンと対決する。
敵との最前線のためか、通常と仕様が異なる。
- 拠点キャンプでポーション補給やメンバー交代ができない。
- 一度マップに入ると全体マップに移動できない。スカイホールドに戻ることもできない。
- 希少な鉱物が大量に採取できる。
- モリガンが5人のメンバーとして付いて来る。
途中交代は不可
途中メンバーが交代できないので、最初からべスメンを厳選していく必要がある。
特にテンプル騎士団が大量に出てくるので浄化のルーンを持たせておきたい。
途中でこれ騎士団ばかりじゃんと気付いたが、マップが戻れないのでルーンを入れ替えることもできなかった。
ただ、ここまで来ると正直敵もほとんど雑魚で、騎士だろうがホラーだろうがエルフローグだろうが大した相手ではない。
ストームハート採取
ストームハートは希少な鉱物資源でこのマップでは100個以上拾える。
このゲームはドロップや売買で買えるアイテムより、設計書から作るアイテムが圧倒的に強い(ことが多い)ので、生産素材はかなり重要になる。
同じ設計書でもレアな鉱物素材を使えば強力な数値になり、その辺で拾えるような鉱物ならとても弱い性能になる。
ストームハートは最高レベルの武器防具が作れるので、漏れなく採取したい。
モリガン
謎の魔女モリガンはテヴィンター帝国の神秘顧問という位置付けで審問会に協力することになる。
ドラゴンエイジ:インクイジションではどこに出てくるかと思っていたが、いよいよ満を持して登場という感じか。
シリーズ一作目では「直言姉貴」だった謎の美女モリガンが登場
モリガンはドラゴンエイジシリーズ第一作のドラゴンエイジ:オリジンズでは思いで深い仲間だった。筆者はオリジンズプレイ時にはモリガンを前衛も出来る魔術士の「アーケインウォリアー」として育てていた。
ドラゴンエイジ:オリジンズのモリガンは「世の中を斜めに見ているが言いたいことを直言する女傑」という印象だった。
ドラゴンエイジ:インクイジションのモリガンは帝国の神秘顧問に納まっており謎めいた美女という役所になっている。
同じくシリーズ第一作ドラゴンエイジ:オリジンズに登場したレリアナも、元々地味な器用貧乏キャラクターだったが、ドラゴンエイジ:インクイジションでは大出世して「裏世界を支配するスパイマスター」というキャラクターになっている。
シリーズ一作目では器用貧乏で地味キャラだったレリアナがこの世界では何とスパイマスターに
筆者はドラゴンエイジ:インクイジションの世界はどちらかというとパラレルワールドという捉え方をしている。
筆者がプレイしたドラゴンエイジ:オリジンズでは、アリスターはグレイウォーデンとして一生を過ごして最後はウォズマーの地下でダークスポーンと戦って死ぬ結末でした。
モリガンもこの章では仲間として戦闘に加わるが、後ろから魔法を撃つだけで戦力としてはそれほど期待出来ない。
泉にこだわるモリガン
高慢がもたらしたもの二つ目のマップ
儀式の遂行
古代神殿に至る途中で儀式を行うかサムソンを追って穴の中に入る選択になる。
儀式を行わないと、途中の玄室で入手できるアイテム(デイルズの弓や巡回者のメイルの設計書等)が手に入らない。
穴の中は筆者はやっていないのでわからないが、儀式を行う方が正しい選択だと思う。
神殿で行う儀式はいわゆる一筆書きで神殿のタイルを踏んで歩くというもので、歩いた場所は青く輝く。
同じタイルを2度踏むか、タイルの外に出ると初期化されてしまい失敗となるが、何度でもトライできる。
全タイルを青く輝いた状態にすればクリアになる。
チュートリアル的なものを除けば儀式は計3つある。
一つ目と三つ目は初見でもいけるほど簡単だが、二つ目は若干難しい。
二つ目の儀式のヒントとしては、タイルの間にある像みたいな場所にジャンプすると、初期化されず、別のタイルに移動できるので、それを巧く利用してタイルを2度踏みしないようにする。(画像の右端のオブジェみたいな物に乗るとカウントされない。)
また、中央のタイルと違う床はカウントがされない。
レバーは、入り口付近の扉を閉めて、奥の扉を開けるので、入り口付近の床を先に踏んで置いたほうがよい。
儀式のパズル
サムソンとの対決
途中、古代エルフと協力するか、敵対するかの選択肢もあるが、筆者は協力したので敵対でどうなるかは不明。多分戦闘になると踏んだ。
協力するとテンプル騎士にある程度抵抗してくれる。
サムソンは取り巻きの騎士二人、ホラー二匹を従えている。
取り巻きは大したことがないが、サムソン本人はかなり強くスタン・ガード・裏回りワープからの後衛メンバー奇襲と何でもありの攻撃をしてくる。
また、バグだと思うが何故か残体力7000くらいでカットシーンになり降伏する。
サムソン戦は上級がチャンピオンじゃないとかなりきついと思う。
難易度ナイトメアであれば、今のパーティメンバーだとクリア出来る気がしない。
カットシーンのサムソン
悲哀の泉の選択
この後、悲哀の泉で誰が水を飲むかの選択をすることになる。
サムソン打倒直後にカットシーンから選択肢に入るため、セーブして選択に臨むことができない。
筆者はサムソン戦を2回して両方試してみたが、ステータス的なものは関係なかった。
自分が飲むとミサールからの声が直接審問官に届き、自分で次の場所などを指示出来るようになる。
モリガンが飲むと、全てモリガンからの指示によって動くことになる。この場合、いずれにしても指示される場所は変わらない。
また、自分が飲むとモリガンに対し心象が悪くなる模様。(モリガンのプロフィールなども聞く選択肢がなくなる)
モリガンは最終的にパーティメンバーにはならないので、筆者は心象が悪くなっても良いと思い、自分が飲むほうが良いと思った。
もしモリガンがパーティメンバーなら、モリガンに飲ませていただろう。
泉に入った審問官
スカイホールドに戻った後の展開
スカイホールドに戻ってから全員に話したところ、レリアナ、ヴィヴィエンヌ、コールにイベントが発生する。
カレン、ブラックウォール、カサンドラ、セラ、ソラス、ドリアンも会話パターンに変化がある。(アイアン・ブルのみハイドラゴン討伐の話題だけだった)
特にブラックウォールは「俺は何も出来なかった・・・」などと一人ウツに入り、武器装備を持ったまま出奔してしまう。(シナリオで得た武器「確実性」を持ったまま消えてしまった)
武器の「確実性」(余り強くはない)
ブラックウォールに関してはフラグのトリガーが分からないので、何が原因なのか分からず、やり直すかどうかは微妙な情勢。
単純に過去データをロードしても同じ展開になる可能性もある。
また、この出奔自体イベントの可能性もあるが、このゲームは完全に詰むまではwikiを見ないつもりなので、現時点で判断ができない。
一応、泉でモリガンが水を飲む選択肢をしたセーブデータからも確かめてみたが、やはりブラックウォールとの会話の後に突然出奔していなくなっていた。
高慢がもたらしたもののシナリオ開始時点でフラグが立っていたらアウトだろう。
ただブラックウォールが意味深なことを去り際にいっていたので、イベントの可能性もあるとは思っている。
以下のように、マップに進行するときもブラックウォールが×で選べなくなっている。
後で確認すると、結局イベント扱いだった。
高慢がもたらしたものクリア時STATS
審問官
両手リーヴァーが完全に育成失敗で、防御が貧弱すぎ、サムソンの一撃でいとも簡単に殺される。敵のユニーク、エリートには手も足も出なくなっている。
ボス戦に弱く、先が思いやられる。その代わり、雑魚には滅法強い。
上級をチャンピオンにしていれば、ダメージディーラーを二人に増やして自分に攻撃を集中させるなど、運用が楽になっていたのだが・・・。
今の構成だと自分の防御が弱すぎるので、一人で前線に立てず、盾に介護してもらわないといけない。
カサンドラ
相変わらず片手の攻撃力が貧弱だが、テンプル騎士のフォーカスが強力なのでボス戦には欠かせない。
セラ
対ボス用のサウザンドカット、雷のフラスコからの体力マックスフルドローなど強力なアビリティで攻撃を牽引するエース。
ヴィヴィエンヌ
上級職アンロック以降は障壁のためレギュラーに落ち着いているが、サムソン戦では障壁も簡単にぶち破られ、もはやあってもなくてもいい気がしてきたので、今後レギュラー安泰ではない。
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