PS4のRise of the Tomb Raiderのゲームレビューを上げる。
プレイ状況は難易度ハードでストーリーをクリア済み。マルチプレイは未プレイのため割愛する。
ライズ オブ ザ トゥームレイダー 【CEROレーティング「Z」】
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レビュースコア
Rise of the Tomb Raider 55点(/100点)
総評
シリーズをリブートされたトゥームレイダー(2013)の流れを受けて作られた第2作。
マイクロソフトがスクウェア・エニックスと専属契約したことでXBOne/XB360版のみ2015年には提供されていたがPS4版は発売されなかった。
ようやく2016年になってPS4版も発売されたという経緯がある。
前作はオープンワールドと派手な銃撃戦、頻繁にあるQTEが特徴だったが今作も継続。
更にキャンプでのメニューが細かくなっている。
コスチュームも外観だけでなく、着たときに矢を消費しない効果があるなど細かくギア毎の特徴が付いた。
ストーリーは前作はトンデモな内容だったが今作も不死が一つのテーマになっている。トリニティという古代の神秘のパワーを追う組織とアーティファクトの争奪戦を繰り広げる。
まあ、ストーリーはこのシリーズには期待すべきではないだろう。
戦闘は難易度によると思うがこのゲームにおいては「おまけ」程度。近接攻撃x2発で殴ってラストムーブで確実に倒すのが基本だが特に立ち回りやテクニック的なものはない。
更に回復中にダメージを受けないスキルなどを使えば近接戦闘では無双出来る。
シーンによって攻撃が激しい場面もあるが、回復もスキルクールなどはなく即全回復するので、予め作りおきした回復薬を使えば死ぬこともまずない。
前作からの踏襲として、派手だが面倒なQTE、大味な戦闘シーン、トンデモな非科学的ストーリーがやはりそのままマイナスポイントになる。
個人的にこのゲームはひたすら「登攀」と「ロープアクション」と「トゥームの謎解き」だけに終始すべきだと思う。
つまりグラフィックレベルはそのままに、ゲーム性は旧作に回帰すべきだと思うのだが。
その他の評価点
[good]
- クロフト家に隠された謎を解くクエスト「一族の系譜」でララの小さい頃からのクロフト卿や母、執事との思い出を追体験出来る。
- 全DLCが同梱。
[bad]
- QTE、戦闘シーン、トンデモストーリー。
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