このサイトでは「ブラッドボーンクリアできない」「ブラッドボーン難しい」というキーワードで検索して参照される方が多い印象です。
そこで今回は、ブラッドボーンの難しい部分とクリアする方法のヒントを記せればと思ったので記事にしました。(記事中及びリンク先に一部ネタばれが含まれます。)
フロムゲーの難しさとは
まず、ダークソウルやブラッドボーンなど、フロムソフトウェアのゲームではとても難しいものが多いです。
俗に言う「心を折られる」というシーンがプレイ中にとても多いです。
ただ、難しさにも種類があり、例えば以下のようなものがあります。
- 「雑魚敵や中ボスクラスの敵が強くて進めない」
- 「キャラクターをどう育てればいいのか分からない」
- 「ボスまでのルートが分からない」
- 「ボスまでの道中で死んでしまう」
- 「ボスが強すぎてクリアできない」
- 「NPCのフラグやルートが分からない」
このように人によって様々に悩みがあると思います。フロムソフトウェアのゲームでは、こう思うことは普通です。
自分はフロムゲーをプレイする時には、上記のような状況をプレイする前から予期して、或いは覚悟してプレイしています。
自分も攻略記事や攻略動画をネットに上げているものの、特にゲームが上手いわけではありません。
人より少し多くゲームをプレイしているというだけです。
ボスが強すぎて進まない等壁に当たった状況になった中で、どういう風に考えていくか。
一番簡単なのはWiki・攻略サイト(攻略動画)を見ることでしょう。そこにはどうすべきか答えが書かれています。
自分の場合、Wikiや攻略サイトを見るか見ないかで言うと、見ることはあります。
が、最初から見ることはせず、ある程度自分で試行錯誤したり考えたりします。
基本は自分で考えてから試してみる。「数ヶ月やってみてそれでも分からない」「全く進まない」といった状況ならWikiや攻略サイトを見るというのが自分のスタンスです。
壁を突破するために試行錯誤する方法
自分が試行錯誤する方法としては、以下のようなものがあります。
キャラクターのレベルアップでステータスを伸ばしたり強い武器に変えていく
敵が強く先に進めないと思う場合は、単純に「キャラクターの能力が足りていない」と判断し、能力(ステータス)を伸ばします。
特に序盤が辛い場合は、無理せずにキャラクターを成長させてHPやダメージを増やしたり、ステータスを強化して強い武器を持てるようにします。
武器を強化する、血晶石を変える、カレル文字を変える
武器が弱い場合は可能な限り武器を強化します。また、血晶石やカレル文字は付け替えが可能なので、様々に変えてみていいと思う組み合わせを試していきます。
動画を撮影して突破口を探す
ボスの攻撃パターンの分析や、ボスステージ等の地形を利用して何とか有利にならないかと分析のために動画を撮影します。
PS4で動画を撮影するやり方は簡単で、撮影するだけならPS4だけで出来ます。(マイクやカメラといった専用の撮影機材は不要です。)
シェアボタンを2回押すと撮影開始します。シェアボタンを1回押すと撮影を終了します。
動画を保存するなら保存ボタンを押すとPS4のハードディスクに動画が保存されます。
撮影した動画を見るには「設定->ストレージ->キャプチャーギャラリー->ビデオクリップ」にアクセスすると見ることが出来ます。
また、撮影した動画は、Youtube等の動画サービスのアカウントに連携させると、動画をサイトにアップすることも出来ます。
ステージ内の地形を利用できないか考える
例えばブラッドボーンの「醜い獣、ルドウイーク」のステージは、部屋の奥に安地(安全地帯)があり、安地を利用することによってダメージを抑えながら有利に戦えることが出来ます。
このように、ソウルシリーズやブラッドボーンには地形を利用して有利に戦えることも多いです。
ブラッドボーンで有名なのは「扉ハメ」でしょう。序盤から大型の犬が出てきて苦戦しますが、この犬は屋内には入ってこれないため、自分は屋内から一方的に犬を攻撃出来ます。
すると犬からの攻撃は届かず、自分だけが攻撃出来るという安地になります。こうした場所は探すと沢山あります。
勿論、安地を利用せず正面突破していくという人もいます。
この辺りはプレイスタイルの違いなのでどれが正しくてどれが間違っているということはありません。
地形を利用する例としては、以下の記事を参照下さい。
ステージの地形を利用して戦う例
飛び道具の狙撃ポイントを探す
フロムソフトウェアのゲームで多いのは、ドラゴンが行方を阻んでいて普通に戦うと勝てないというものです。
この場合、ドラゴンの死角から弓などで狙撃できるポイントを探し、そこから弓を打ち込んで倒すという作戦です。
また、高台に上りドラゴンの頭を落下攻撃する事で致命を与えるというケースもあります。
ただ、ブラッドボーンでは死角から狙撃するというシーンは少ないかもしれません。
というのも、ブラッドボーンでは武器の種類がダークソウルシリーズよりも少なく、弓系の武器もDLCの中盤のエリアでしか入手出来ないためです。
そのため、ブラッドボーンでは主に接近戦で何とかするという思考を中心に考えた方がいいでしょう。
特に銃パリィからの内臓攻撃が攻防一体となっていて強力なので、銃パリィを中心とした戦略が有効な事が多いです。
銃パリィのタイミングが攻略の大きなポイントになる
ブラッドボーンの場合、相手の特定の攻撃モーション中に銃を撃って攻撃に割り込むとダウンさせることが可能な「銃パリィ」がありますが、銃パリィのタイミングは敵の攻撃モーションによって異なります。
銃パリィの強さは、その後に確定で内臓攻撃が入る点です。多少ダメージを受けても銃パリィさえ入ればその後に内臓攻撃が確定で入るため、リゲインでHPをかなり戻すことになります。
銃パリィを100%当てることが出来るようになれば、その敵に負けることはまずなくなると言っていいでしょう。
よって攻略の近道としては、その敵の行う攻撃モーションに対して、銃パリィが確実にヒットするタイミングを探すことになります。
銃パリィが有効なボスに対しては、動画撮影してどのモーション中に攻撃が当たるのかを探っていきます。
自分が銃パリィのタイミングを研究して、ある程度対応できるようになったケースとしては、ブラッドボーンのDLC「時計塔のマリア」や「ゴースの遺子」があります。
これらのボスのように、銃パリィのタイミングが攻略のポイントになるボスもブラッドボーンでは多いです。
ダークソウルの場合はパリィのタイミングを探すということになりますが、パリィが無効のボスも多いため、ブラッドボーンとは攻略方法が少し違うと思います。
また、自分の印象ですがブラッドボーンよりもダークソウルのパリィの方が当てるタイミングが難しいと思っています。
銃パリィが攻略のポイントになる例として時計塔のマリアの攻略動画を掲載します。
銃パリィを使ったボス攻略例
短銃か散弾銃か
なお、自分は武器や装備等は好きなものを使えばいいという考えなので、攻略にはこれが有利といった情報は余り掲載していませんが、銃パリィでいうと短銃の方が使いやすいと思います。
ブラッドボーンに登場する銃は大きく分けて短銃か散弾銃(ショットガン)がありますが、短銃の場合、撃った後の硬直時間がほぼゼロのため、多少距離が開いていてもステップで近付いて内臓攻撃が入ります。
散弾銃の場合、射撃の後に僅かに硬直時間があり、この時間に敵のダウン時間が終わると内臓攻撃が入りません。
折角銃パリィを当てても内臓攻撃につなげられないと銃パリィをしている意味がありません。
よって、短銃と散弾銃どちらを使えば良いかという問いには短銃と答えます。但し、最初に挙げたように好きな武器・装備を使えば良いと思っています。
古狩人と共闘する
ダークソウルの場合はNPCと共闘出来ることはほとんどないと思いますが、ブラッドボーンの場合はボスステージの近くに古狩人の呼び出しポイントがあることがあります。
これを利用して古狩人を呼び出し、ボスステージに入ると一緒に戦ってくれます。
経験上、古狩人はダメージソースにはなり辛いものの、ターゲットを取ってくれるため、その間にこちらが攻撃することが出来ます。
ただ、「古狩人もPCも召喚せず、飽くまでソロ攻略したい」という人もいると思うので、古狩人を使うかどうかは人によるといえます。
古狩人を呼び出すと「啓蒙」を消費します。啓蒙については、聖杯ダンジョンでエリアボスをクリアすると必ず啓蒙がもらえるため、聖杯ダンジョンを作っては壊しで繰り返しクリアすると啓蒙がいくらでも貯まります。啓蒙については、必要なら使っていって良いと思います。
自分の場合、初見や1周目はソロ攻略し、周回を何周もしている場合は、一人で戦うのは面倒なので古狩人を使うということが多いです。
古狩人を呼び出してボスと戦っているケースは以下のような動画があります。
古狩人との共闘例
リアルやネットの知り合いに共闘してもらう
リアルやネット上の知り合いを召喚して一緒にボスエリアを戦うといったこともブラッドボーンやダークソウルシリーズでは可能です。
この場合、古狩人と同様に啓蒙を消費して呼び出すことになります。NPCの古狩人に比べてPCはかなり強く、攻略の大きな手助けになるでしょう。
ボス専用のアイテムを使う
例えばガスコインに対しては「○○○ー○」を使うと一時的に状況を有利に出来ます。
また、血に渇いた獣に対しては「匂い立つ血の酒」を使うと敵を酒に一時的に引き付けておきます。
このようにボスにそれぞれ攻略専用のアイテムが用意されているので、それを使って戦闘を有利にして戦います。
また、血に渇いた獣のように毒が強い敵の場合は、毒攻撃を受けても「白い丸薬」で打消しが出来るように、アイテムスロットに丸薬をセットしておきます。
武器エンチャントする
ソウルシリーズでは武器のエンチャントが強く、黄金の松脂などを使って攻略していくと楽になります。
ブラッドボーンでの武器エンチャントはヤスリになります。
ヤスリは「発火ヤスリ」「雷光ヤスリ」という2種類あり、これらのヤスリを使って武器の属性付与が出来ます。
- 「発火ヤスリ」……炎属性の攻撃を武器に付与
- 「雷光ヤスリ」……雷光属性の攻撃を武器に付与
ヤスリを使う(ヤスる)と、一時的にこれらの属性に武器を強化出来ます。
ブラッドボーンでは、属性の弱点が設定されている敵やボスは多く、例えば教区長エミーリアは炎に弱く、白痴の蜘蛛、ロマは雷光に弱いため、対応する属性のヤスリを使って、戦闘を有利にしていきます。
例として雷光ヤスリを使ってロマを攻略した動画がこちらです。
ヤスリを使った攻略例
攻撃パターンへの対処をあらかじめ考えておく
白痴の蜘蛛、ロマの隕石攻撃など、特定のパターンで特定の攻撃が来るということはよくあります。
ロマの場合、体を捻る体勢の違いで隕石がどのパターンで降って来るかが読めます。
Aのパターンになったから隕石を回避、Bのパターンになったからロマに接近して攻撃、とパターンによってこちらの出方を考えておき、体勢が変わったら即座に対応出来るようにします。
ボスとの戦闘では『戦闘プラン』を作って戦う
特に、ボスとの戦闘では戦闘プラン(攻撃プラン)を考えておくことが非常に重要です。
例えば少し細かくなりますが、ゴースの遺子で自分が考えていた戦闘プランは以下になります。
- ゴースの遺子の第1段階では浜辺で戦う。(浜辺にある「上位者ゴースの遺骸」がゴースの遺子の飛び道具を防ぐことがあるため)
- 発火ヤスリの効果を高めるため、動作が大人しい第1段階の時に油壺を当てておく。
- 第1段階では銃パリィを中心に削るため、ルドウイークの聖剣を片手持ちで戦う。
- 水銀弾が減ってきたら、上キーでHPを消費して「血の弾丸」を増やす。
- 第2段階になる直前まで削ったら、発火ヤスリを使用してダメージ効率を上げる。
- 第2段階の変身時に大きな隙があるので、この時に後ろから溜め攻撃(背後致命)を入れる。溜め攻撃は溜め時間が短い片手形態で行う。
- 溜め攻撃の後に内臓攻撃を入れる。内臓攻撃を入れたら聖剣を両手持ちに切り替える。
- 第2段階になると移動・攻撃の速度が上がるため、「狩人の古い遺骨」を使って回避速度を上げる。
- ゴースの遺子の尻に付きながら攻撃を入れる。
- 空中からの攻撃が始まったら、海辺の崖近くへ移動する。(ダメージ方向を限定するためと、聖剣の間合いの接近戦に持ち込むため。)
- 敵の体力が後少しになっても、焦らずに回復を入れながら削っていく。
※本来は第2段階でも銃パリィで削るのが理想だが、そこまでパターン化出来なかったため、最後はダメージレースになってしまっている。
このようにある程度削って敵の形態が変わったら次は自分は戦い方をこうする、といった戦闘プランを事前に考えておくことが有効です。
上記の戦闘プランで戦ったゴースの遺子の攻略動画を掲載します。
戦闘プランに従ってボスと戦っている例
終わりに
自分が攻略において考えていること、やり方などを掲載しました。攻略の一助になれば幸いです。
【PS4】Bloodborne The Old Hunters Edition 初回限定版
売り上げランキング: 2,188
- Bloodborne The Old Hunters Edition 通常版 [PlayStation4]
- ブラッドボーン 公式パーフェクトガイド (ファミ通の攻略本)
- Bloodborne オリジナルサウンドトラック
最新記事 by VRS (全て見る)
- 世界樹の迷宮V 長き神話の果てゲームレビュー「新規システムが多数も空振り気味、ストーリーも薄めで印象に残らない」【3DS】 - 2023年8月27日
- デビルサバイバー オーバークロック ゲームレビュー「悪魔が現れた東京で7日間を生き抜くサバイバルSRPG」【3DS】 - 2022年12月22日
- 世界樹と不思議のダンジョン ゲームレビュー「ライトに遊べる世界樹系ローグライク」【3DS】 - 2022年10月22日