2017年5月18日にPS4版が発売されるSFアクションスリラー『PREY』の体験版『PREY Demo: Opening Hour』がダウンロード版で配信開始となっています。
今回体験版の序盤をプレイしたプレイレポと感想を書いたので掲載します。
<記事を読まれる際の注意>
- 本記事は『PREY Demo: Opening Hour』のものであり製品版と異なる内容が含まれている可能性があります。
- デモ版についてはCERO Zレーティングのためクレジットカードで購入が必要となっており価格は100円です。
- 製品版は2017年5月18日に同日発売されています。
ゲームトレーラー
Prey 8 Minutes of Gameplay(開発者による解説プレイ)
インプレ
プレイ前にはトレーラー動画等から、『Destiny』のようなFPSシューターと思っていたが、実際にプレイするとアドベンチャー要素が大きく、行く手を阻む障害をクリアする方法がスキルやアイテム、或いは別ルートを探すなど、戦闘以外にも解決策が用意されているゲームとなっている。
プレスリリースでは「SFアクションスリラー」と銘打たれているが、ジャンル的には「SFアドベンチャー」といえるだろう。
戦闘では「シューター」といっても差し支えないスムーズな戦闘が可能になっている。
PS4で似たタイトルであれば『ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』になるだろう。
『ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』も「FPS視点で宇宙船を探索するエイリアンもの」であり『PREY』に近い内容となっている。
建物内での探索パートメインということでは『BioShock™』にも似ている。
自分は『エイリアン アイソレーション』をクリア済みだが、PREYの方が面白く感じた。
画面が綺麗なのと、ステーション内の建物の構造、ベセスダ特有のアイテムの多さやクラフト要素があること、ストーリーの見せ方や演出の巧みさ等、やはり発売元がベセスダ・ソフトワークスという部分で期待値が大きいためということもあると思う。
女性主人公のモーガン
謎の人物ジャニュアリーから通信で指示が届く
美しいローディング画面
ステーション内のマップ
インベントリのアイテム一覧
ニューロモッドのスキルツリー
宇宙ステーションタロスⅠの内部を捜索する
通路の先に敵の姿が。戦闘か、隠れてやり過ごすか、それとも……
分子成形機でアイテムを生成
デモ版ではプレイ可能なエリアが制限されている
デモ版のメッセージ
操作方法
操作内容 | コントローラー |
---|---|
アイテム使用・物を持つ・アイテムを拾う・インタラクト・話す・扉を開ける | □ |
複数のアイテムを拾う | □長押し |
探す、修復 | △ |
物を持った状態でその場に置く | □ |
物を持った状態で投げる | R2 |
ホイールメニュー(アイテムショートカット) 左スティックでアイテムを選んで十字キーでショートカット作成 |
△長押し |
クエスト・マップ・インベントリ・ニューロモッド・ステータス・データ | タッチパッド |
ダッシュ | L3 |
しゃがむ/スニーク | ○ |
ジャンプ/障害物乗り越え | × |
ライト点灯 | 十字キー上 |
HP回復 | インベントリを開いて食料や治療キットを使用 |
スーツコンディション回復 | インベントリを開いてスーツ回復キットを使用 |
銃照準 | R3(ズームイン:十字キー上/ズームアウト:十字キー下) |
銃リロード | □ |
攻撃(射撃) | R2 |
溜め攻撃(近接武器) | R2長押し |
射撃継続 | L2 |
セーブ・ロード | options |
ニューロモッドの取得 | このゲームのスキルは「ニューロモッド」となっている。ニューロモッドを取得すると様々な特殊技能が得られる。 ニューロモッドはタッチパッドの「ニューロモッド」メニューから取得する。 ニューロモッドを取得するとアイテムのニューロモッドを消費する。 |
ハッキング | ハッキングの出来るコンソール画面の鍵マークにアクセスするとハッキングモードになる。 ハッキングはニューロモッド(スキル)でハッキングを取っていないと出来ない。 ハッキングは迷路のような画面を出口の場所にたどり着くことでクリアになるミニゲームとなっている。 |
アイテム生成 | ゲームを進めるとアイテムの生成が可能。宇宙ステーションタロスⅠ内の様々な物資(素材)を分子形成機で合成すると武器やアイテムが作成出来る。 |
気になった点
以下は体験版のプレイで気になった点を列挙しています。なお何れも製品版では不明です。
- デフォルトのBGM音量がかなり大きいので開始時にオプションで音量を調整する必要がある。
- 英語音声はなく日本語音声のみ。(字幕は日本語字幕のみで字幕なし、フル字幕、重要な場面だけ字幕等が選べる。)
- デモ版ではセーブ枠が2つしかない。
- プレイ開始前に性別は選べるが、キャラクターの名前や顔、体のつくりは自由に作ることは出来ず、固定されたプレイアブルキャラクターを使用する。
- コンティニューやロードでゲームを再開した後直ぐにゲームが開始せず、○を押すと開始される。(下記画面参照)
戦闘方法
序盤で手に入る武器はレンチとグルーキャノンの二つ。
レンチは射程が短いが、R2長押しで溜め攻撃になるので溜めてから当てると大ダメージを与える。
グルーキャノンは敵を固めて足止め出来るが、固めてもそのうち脱出してくるので、グルーキャノンだけでは倒せない。
グルーキャノンを当てて敵が固まっている間にレンチに持ち替えてR2長押しで倒すのが基本。
このためにもレンチとグルーキャノンは直ぐに持ち替えられるようホイールメニューにセットしておきたい。
もしくは、動画のように攻撃用のニューロモッドを取っていれば、レンチでなくニューロモッドで攻撃してもよい。
【序盤の戦闘方法】
- ミミックが出たらまずグルーキャノンを撃って敵を固める
- 近接武器(レンチ)に持ち替えてR2長押しで倒す(または、ニューロモッドで攻撃して倒す)
購入判断
元々『PREY』はベセスダ・ソフトワークスが開発していたものの、一旦開発中止になっていました。
そのため、ベセスダ傘下のArkane Studiosが引き取ってようやく日の目を見たという紆余曲折あったゲームです。
どことなくFalloutシリーズともプレイフィールや雰囲気が異なっています。
このゲームのイメージに比較的近いのは『BioShock™』だと思いますが、BioShock™シリーズのファンには楽しめるゲームになっているのではないでしょうか。
敵と遭遇したときの恐怖感の演出等は『エネミー・ゼロ』(セガサターン)を髣髴させる部分もあり、SFホラーが好きな人にもお奨め出来るタイトルだと思います。
以上『PREY』の体験版デモプレイの序盤インプレを掲載しました。
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