デビルサバイバー オーバークロック ゲームレビュー「悪魔が現れた東京で7日間を生き抜くサバイバルSRPG」【3DS】

デビルサバイバー オーバークロック ゲームレビュー「悪魔が現れた東京で7日間を生き抜くサバイバルSRPG」【3DS】

『デビルサバイバー オーバークロック』(3DS版)ストーリークリア後の総評とレビュースコアを掲載します。
※アトラスサマーセールにてダウンロード購入(1,000円)。
※ストーリーは1周目ジンルートクリア。

『デビルサバイバー オーバークロック』プロモーションムービー

デビルサバイバー オーバークロック公式サイト


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レビュースコア

ゲームタイトル スコア ランク 評価観点
デビルサバイバー オーバークロック
5/10 D
  • メカニクス(アクション・操作性・戦闘)
    6/10
  • 世界観・ストーリー・登場人物
    5/10
  • グラフィック・モデリング・画面UI
    4/10
  • サウンド・BGM・音響効果
    7/10
  • インプレッション・熱中出来る要素
    3/10
  • クオリティ(バグ・ロード時間 etc)
    5/10
[寸評]
リメイク元からはキャラクターボイスが追加され、全編ボイスありで、かなり演出面は強化されている。
システム面は3DSというハード面の制約がある環境で、色々なアイデアが詰められており、またストーリー面も徐々に迫る危機へのサバイバルと、登場人物たちとの関係が描かれており、ファーストインプレは良かったものの、後半のレベルアップが苦痛のため、最終的なレビュースコアは低くなった。
後半のボス戦に対抗するためには、主人公のレベルを上げて悪魔合体のレベル上限を上げていく必要があるが、そのため延々とフリーバトルをクリアしてレベルアップ作業をしなければならないのが面倒だった。
SRPGという性格上、どうしても戦闘時間が長引くのは仕方ないが、レベルアップ作業の時間が通常のRPGに比べて多く、その分苦痛の時間が長くなってしまう。
戦闘が楽しめればまだいいが、フリーバトルは毎回同じ敵悪魔で同じ配置なので、何度も同じ作業を繰り返す事になる。(日数や時間帯で悪魔や地形が変動するが、日数や時間帯が同じなら変動要素はない。)
  • ジャンル:シミュレーションRPG
  • プレイ人数:シングル
  • プラットフォーム:Nintendo DS/Nintendo 3DS
  • 発売日:2009年1月15日(DS)/2011年9月1日(3DS)
  • 開発・販売:アトラス

レビュースコアの採点方法については以下リンクを参照。

総評

2022年のアトラスサマーセールにて1,000円という破格の値段だった事、また今後ニンテンドーサイトで3DSのダウンロード購入が出来なくなる懸念があるため、駆け込み的に購入した。

従兄弟から送られたCOMP。そこから突如現れる悪魔。
同時に自衛隊による山手線の封鎖。
家に帰れなくなり、更にCOMPに送られる不気味な死の予告メールと、それを暗示するかのように頭上に表示される余命の数字。

極限の状況下で主人公たちは生き残りのため、悪魔と契約を取り交わし封鎖からの脱出を試みる。
タイトルどおり、悪魔が突如跋扈し始めた首都東京を舞台にしたサバイバルアドベンチャーが、『デビルサバイバー オーバークロック』だ。

悪魔が関わっているとはいえ、物語はある日災害に巻き込まれた一般市民がどう行動するかという、災害パニックアドベンチャーの様相を呈してもいる。
不謹慎ではあるが、序盤のこの雰囲気は面白い。

日数が最大で8日というと一見少ないようにも思えるが、1日のイベントの経過が30分毎なので、1日の経過だけでもかなり長く感じる。
(夜間は19時30までであり、それ以降は朝の8時30から次の日の時間が開始される)
(なお、完全にイベントがない時間帯もある。その場合、Yボタンで経過させる時間を指定して時間を進める事が可能。)

女神転生シリーズのシステムとしては、通例以下の2点があると思っている。
例外はあるが概ね踏襲されているシステムだと思う。

1つ目は、悪魔とエンカウントした際、会話で悪魔と交渉しパーティーの戦力「仲魔」に組み込める事。
2つ目は、戦闘では「プレスターン戦闘」が用いられる作品が多く、プレスターン戦闘では弱点を突いた際などに行動回数が増えるなどして戦術の要になる事。

悪魔とのエンカウントで交渉し、仲魔に引き込めるのがシリーズ最大の特徴で背徳的な魅力も併せ持つシステムだが、本作『デビルサバイバー オーバークロック』では、悪魔との戦闘で交渉の余地はなく仲魔にする事は出来ない。
ではどうやって悪魔を仲間にするかだが、これは「デビルオークション」というシステムが導入されている。

デビルオークション(デビオク)では、COMP(コミュニケーションプレイヤー。作中世界の一種の携帯端末のようなもの)のメニューからアクセスすると、いつでも悪魔のオークションを利用出来る。
デビオクに出品されるのは悪魔で、出品者も悪魔自身。
競売のように値札を付けて競り落とすと、悪魔に競売金のマッカを支払う代わりに、契約成立して使役出来る。
競売は時間制限があり、グズグズしていると競売相手に競り落とされる。

また、通常のオークションのように、高額での即決決済も可能だ。
このように、エンカウントでの交渉をなくした代わりに、オークションというシステムを代わりに使っているのが面白い。

戦闘ではプレスターンは使われず、代わりに「EXTRA TURN(エクストラターン)」というシステムになっている。
エクストラターンは、追加攻撃発生、弱点を突く、クリティカル攻撃等で追加の攻撃(行動)が1回出来るシステム。
デビルサバイバー オーバークロックでは、1回の戦闘では自分と相手が交互に1回しか攻撃(行動)出来ない。

しかし、エクストラターンが発生すると、追加でもう1回分の攻撃(行動)出来るというシステムになっている。
これ自体は従来のプレスターンに近いが、それ以外にも、スキルセットボーナス、スキルクラック、マッカボーナスといった、戦闘に直接的・関節的に関与するシステムが多数使われている。

特にスキルクラックは、狙った敵のスキルを取り込める(盗める)というもので、誰がどの敵のスキルを狙うかを、自分たちの状況を見ながら考えなければならず、スキルクラックしたいが全滅寸前だ、など、プレイヤーに試行錯誤させるものになっており、上手く機能していると思う。

このように女神転生シリーズを単にSRPGにしただけではなく、それに伴って様々な新システムが導入されている事が、この作品に面白さを与えている。

ストーリー進行
高校の同級生のアツロウとユズ、主人公の3人での会話を軸にストーリーが進行し、上DS画面のマップから行き先を選んでイベントが進行する流れになっている。
『デビルサバイバー オーバークロック』では、リメイク元の『女神異聞録デビルサバイバー』からの変更点で、キャラの台詞がフルボイス化された。
ボイスが流れるため臨場感は増しているが、ほとんどアツロウとユズの台詞でやり取りされるので、主人公は空気になっているのが気になる。
(主人公の台詞を選択肢で選び、そのリアクションでまた話が進むので、完全に空気にはなっていないが。)

また主人公の外見は、名前決めのスタート時点で選ばせて欲しかった。
主人公の外見ビジュアルは、本作では余り印象に残らないもので、むしろ友人のアツロウの方が主人公感を出している。
せめてビジュアルを自分のイメージに合うもので選べれば、印象も違ったと思うのだが。
基本的にはイベント毎に様々なイベント発生場所へ移動し、そこにいる人物と会話する事でストーリーが進行したり、情報が得られたりする。

戦闘面
敵とイベントでエンカウントしたらユニット(チーム)をマップ上に配置して、移動や攻撃を行うオーソドックスなシステムになっている。
これ自体は特筆すべき点はないが、3DSである事を考慮すると無難な出来と言えるだろう。
ただ、ユニットが小さすぎて若干見づらいのが気になる。

戦闘時には、先に挙げたようなスキルクラックやマッカボーナスといった戦闘に付随したシステムがあるため、単純に目の前の敵を倒す以外にも考える要素がある。
敵も味方も、チーム単位でユニットが組まれ、1チームは3人一組。
真ん中がリーダーとなり、リーダーを倒せばチームを倒した事になる。
よってリーダーを狙うのが大前提だが、全滅させる方がボーナスが高いので、リーダー狙いの一点突破かまたはボーナス狙いの全滅かといった事も考えないといけない。

他には、先ほど挙げたエクストラターンのシステムがある。

難易度
デビオクがあるのでいつでも悪魔を雇えるし簡単だと思われるが、それほど単純ではない。
確かにデビオクで悪魔はいつでも補充出来るものの、オークションでの購入にマッカ(金)が必要になる。
マッカ入手には例外を除いてフリーバトルでの勝利が必要で、結局コツコツフリーバトルをこなしてマッカを貯めるしかない。

デビオクで悪魔を購入した場合だが、デビオク悪魔はスキルが初期状態のため、それほど強くない。
レベルアップすればスキルが追加される悪魔もいるが、自分の思ったとおりのスキルセットではない場合は不要なスキルになる。

一方で、合体で作った悪魔の場合は、任意でスキル継承させる事が出来るため、戦略的にスキルを組み込んでいける。
特に、要であるメディアラハンやサマリカーム、各耐性スキル持ちの悪魔は、勝敗に直結するためスキル継承は重要になる。

序盤はチュートリアルも兼ねているため、戦闘は非常に簡単だが、日数が経過する度に敵が強くなり難易度が上がる。
特に中盤以降は、耐性スキル持ち悪魔が増えてダメージが通り辛くなるのと、ステージのクリア条件も難しくなっていくので難易度が跳ね上がる。

システム面
今作は女神転生をそのままSRPGに移しただけでなく、システム面で色々な工夫がされている。
一つは戦闘で楽をさせず試行錯誤をさせるという点に見られる。
それが顕著なのはスキルクラックになる。

スキルクラックはイベント戦闘、ないしフリーバトル(時間消費せずにいつでも戦闘が可能なイベント)で、戦闘の開始時に敵悪魔使いや悪魔からのスキルを奪う(クラック)するためのもので、キャラクター一人で対象スキルは一つしか選べない。

一方で、戦闘では3人が一まとまりのユニットとして行動し、3人のうちの真ん中キャラがリーダーとなるが、リーダーが死亡するとユニットは壊滅する。
そのため、手っ取り早く敵を落とすにはリーダーに集中攻撃するのが早いのだが、ここで問題になるのがスキルクラック。
主人公キャラのスキルクラックを敵1に対して指定している場合、他の味方キャラが敵1を倒すと、主人公キャラのスキルクラックは失敗する。
理想としては主人公が敵1を倒してスキルクラックするのがベストだが、敵の妨害や位置関係からそう簡単に上手くは行かない。
そうこうしている内に悠長に戦闘を引き伸ばしていると、戦況がどんどん悪化してくるため、スキルクラックを優先するか、敵を倒す事を優先するかというジレンマが生じる。

強いスキルをクラックすると今後の戦闘が有利になるのだが、イベント戦闘で強力な敵を相手にスキルクラックが成功するまで待てるかという面もある。
プレイヤーに二律背反を突きつけ、試行錯誤させるシステムは上手く出来ている。
スキルクラックで奪ったスキルは無条件では使えず、ステータスを満たさないと使えない。
スキルクラックは、従来の女神転生シリーズには自分が知る限りなく、デビルサバイバー専用に作られたシステムだと思われる。

工夫の二つ目は、SRPG化に合わせて移動スキルを加えた事だ。
従来の女神転生は3DRPGまたはTPS画面でのRPGだったため、敵とエンカウントするとターン制コマンドバトルに移行するが、このやり方では移動系のスキルの要素は入れても意味がなかった。
しかしデビルサバイバーはSRPGのため、バトルステージでの移動距離の長さ・短さといったものや、障害物を乗り越えられるかどうかといった要素がある。

更にロングレンジから敵にアタック出来るかどうかという、移動やレンジの概念が導入された。
例えば羽があり飛翔出来る悪魔は障害物を無視出来たり、モスマンのように妖気迅雷のスキルを使って移動距離を伸ばしたり、ヤムやアバドンのようにロングレンジから敵を一方的に攻撃出来るスキルを持つ悪魔は重宝される。
逆に、ロアのように敵の移動距離を強制的に1にする足止めスキルを持つ悪魔もいる。

このため、単にステータスやスキルが強いという事以外にも、移動距離の長さ、レンジの長さ、敵の足止めといった事を加味して悪魔をパーティーに加えたり、合体を検討したりといった要素が生まれた。
単に女神転生をSRPG化するだけなら、こうした発想は生まれなかっただろう。
今作ではこれらの極めて抑制されたシステムが光る。

ビジュアル面
破滅のXデイまで刻々と迫る日数、封鎖内に溢れる悪魔、様々な登場人物の思惑といったストーリー面の良さ、抑制されたシステムデザイン等は素晴らしいものの、ビジュアル面に関しては貧弱なクオリティと言わざるを得ない。
キャラクターは主にアツロウとユズ、そしてイベントで遭った人物のバストアップが表示されるが、印象的な一枚絵もムービー挿入シーンもほぼない。

その分を大量のキャラクターボイスで饒舌に物語を彩っているものの、やはり絵的に訴えるものは少し弱い。
後は、封鎖された山手線内というパニックものの要素もありながら、キャラクターの台詞でしか語られないのが少し物足りなかった。
水・食料・電気といったインフラリソースを管理する要素もあれば、と思ったが、蛇足だろうか。

戦闘マップは下画面だが、画面が小さいためユニットが見づらいと感じた。
上下を逆にして戦闘マップを上、敵ステータスを下画面にした方が良かったかもしれない。

下画面はCOMPのメニューが表示されるが、UIとして余りいいデザインではない。
ビジュアル面に関してはいい所はないゲームだが、金子一馬の悪魔絵である事が救いだろうか。

まとめ
総じて、女神転生としてはやや異端となるSRPGだが、ハードな世界観や難易度は健在で、ストーリーの面白さは十分に楽しめる。
ただ、ビジュアル面が若干弱く、また後半になるほどフリーバトルでのレベルアップ作業が苦痛になるため、ゲームしては平均程度の内容と感じる。

リメイク元からの変更
リメイク元の女神異聞録デビルサバイバーからの変更は以下である。(Wikipediaより)

  • 一部のルートでの「8日目」ストーリー追加
  • 新規悪魔追加、新規スキル追加
  • 「悪魔全書」追加
  • 難易度「EASY」追加
  • セーブスロット追加
  • 勲章システム「サバイバーズアワード」追加
  • コンフィグメニュー追加
  • 2周目以降の隠しボス追加
  • キャラクターボイスのフルボイス化
  • (出展:女神異聞録デビルサバイバー

    その他の評価点

    高評価の項目 低評価の項目
    • 刻々と迫るタイムリミットに、限られた時間での行動選択を常に問われる、緊迫したゲーム展開。
    • リメイク元の女神異聞録デビルサバイバーから様々な追加が行われた。
    • CVはほぼフルボイスで臨場感がある会話のやり取りになっている。特にアツロウ(木原篤郎)は台詞量が非常に多いが、アツロウ役の阿部敦氏の演技は良かった。
    • 金子一馬の悪魔絵。
    • 戦闘BGMは良曲。
    • 悪魔との会話がない分、デビルオークションでスピーディーに悪魔を仲魔に出来るのは便利。
    • 多数の選択肢やストーリールートの分岐あり。
    • 周回要素あり。周回を便利にするサバイバーズ・アワードあり。
    • ビジュアル面が弱い。表情や立ち絵のパターンが少ない。一枚絵やカットムービーが少ない。UIや画面デザインも微妙。
    • 戦闘時のユニットが小さく見づらい。3DSは上画面が大きく下画面が小さいが、戦闘画面が下画面のため、見づらくなっている。戦闘画面を上、悪魔のステータス画面などを下にしたほうが良かったと思う。
    • 登場人物がやや少ない。今作はイベントで誰かに話しかけてストーリーを進行する流れだが、これ以外にゲーム的な要素が少ないため、それであればもっと登場人物を増やして欲しかった。
    • セーブスロットが3枠と少ない。
    • 一戦闘が長くレベルアップ作業が苦痛。レベルアップ作業をしないと上位の悪魔を合体出来ないが、代わり映えしないフリーバトルを何度もやるのはかなりの苦痛を強いられる。
    • 周回要素のサバイバーズ・アワードもオプションにより超強力な悪魔と対戦する事になるので地味なレベルアップ作業が必要。
    • 経験稼ぎの手段がフリーバトルしかなく、飽きやすい。戦闘自体はスピーディーに行われるが、ユニットが沢山いるとそれだけ移動、行動、戦闘という流れなので、敵のターンで待ち時間が長い。フリーバトルを頑張ってももらえる経験値が少ない。
    • SPRGだが地形効果が一切存在しない。ZOC等の概念もない。SRPGとしてはやや底が浅い。(但し悪魔の能力によってレンジ攻撃の概念はある。)
    • 戦闘ステージのギミックが少なく、モブ市民や自分たちの脱出ルートくらいしかない。
    • 女神転生といえばガン(銃)や剣、防具等の装備での強化があるのが特徴(シリーズによっては装備がない作品もある)だが、今作のシステムでは装備は一切ない。
    • 戦闘に参加可能なユニットが最大4つまでと少ない。折角イベントで味方キャラを説得して増やしても、4ユニットまでしか出撃出来ない。
    • イベントによって味方に出来るキャラの能力がほぼ均一化されており、特徴がない。例えばアツロウ、ユズ、ミドリはそれぞれ物理や魔法に特徴があるが、それ以外のキャラはほとんど均一化されたステータスで特徴がない。またスキルもパーティーのストックの中から付け変えする方式なので、味方のキャラ毎の特徴やスキル等の個性がない。
    • イベントを進める(時間を進める)かフリーバトルしかする事がなく、別の要素が欲しかった。例えばCOMPで女神転生風のダンジョンゲーをプレイ出来たり、COMPで対戦相手を探して対戦バトルが出来たりすれば、面白かったと思う。
    • CVの台詞の表記ゆれあり。(山手線をやまてせん/やまのてせんの2パターンで言っている)
    • CVの音声設定がおかしく、キャラの台詞音量が不安定。特にケイスケ(高城圭介)だけ音量が大きい事が多い。
    • 悪魔の台詞ボイスは呻き声や笑い声、ヒーホー等になっており、個別の台詞としてはボイスがない。
    • デビオクで悪魔の購入は出来るが、自分の手持ち悪魔を出品出来ない。自分も出品が出来れば面白かった。特に、後半は金欠だが合体素材用に悪魔全書から悪魔と契約したい場合が結構あるのに対し、金を稼ぐ手段がひたすらフリーバトルを繰り返すしかないので、解決策としても出品機能が必要だと感じた。

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