3DS版の「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」(以下真・女神DSJ)を難易度EXPERTでニュートラルルートのクリアしたので、総評とレビュースコアを掲載する。
真・女神DSJについてはリメイク作品ということもあり、オリジナル版から内容も大きく変わってはいないため、当サイトでは攻略情報やTipsの掲載をする予定はありませんのでご了承下さい。
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レビュースコア
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
75点(/100点)
(2020/1/26 70点⇒75点に上方修正)
購入前の期待値を十分に満たす良ゲーム。
ナンバリングタイトルではないが、女神転生シリーズファンは購入必須。
オリジナルのSTRANGE JOURNEYが高難易度のためクリアを諦めた人も、DSJではプレイが全体的に快適になっているので、プレイすることをお奨めする。
但し、真・女神DSJも難易度がかなり高いため人を選ぶ。
また、注意点として、戦闘(悪魔遭遇)画面に入る前に画面が一瞬光る演出がある。戦闘回数が非常に多いゲームのため、目に悪影響が出る懸念がある。
総評
突如発生したシュバルツバースという謎の現象を調査すべく最新の装備を持った調査隊が極地に乗り込むが、そこで見たものは魑魅魍魎と悪魔が跋扈する異世界だった……。
真・女神DSJは2009年に発売されたDS用ソフト「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」のリメイク版。
真・女神DSJではオリジナル版に新キャラクターやムービーシーンが追加され、フルボイス化など、全般的に演出面が強化されている。
同じくリメイクされた3DS用ソフト「デビルサマナー ソウルハッカーズ」でもシステム面の高速化やフルボイス等で演出面の強化がされた前例もあり、アトラスも3DSという脆弱なハードに関しても慣れたものなのか、真・女神DSJも隙のないゲーム性に仕上がっている。
オリジナルの時点で完成度が高く、硬派なゲームに仕上がっていたが、リメイク版でプレイアビリティも上昇しており、女神転生ファンなら文句なく楽しめるゲームだろう。
真・女神DSJに関してはオリジナル版とシステム面で大きな変更はないが、細かい点で修正された部分が多く、プレイアビリティはかなり上がっている。
(どこでもセーブ可能なフィールドセーブ、高速で移動可能なBダッシュなど。)
但し、以下に書いているように演出面で疑問を感じる点もある。
オリジナル版は、ナンバリングタイトルではなかったが、従来の3Dダンジョンスタイルの踏襲など、後続の真・女神転生Ⅳなどに比べると従来のナンバリングタイトルに近い形のゲームスタイルだった。今後、女神転生のナンバリングタイトルはNintendo Switchに発売ハードが移っていく(『真・女神転生V』の発売が決定)が、3DSでは今作が恐らく最後となる女神転生シリーズのゲームだと思われる。
そういう意味でも感慨深いゲームとなった。
これまでは3DSという特殊な機種のタイトルということで、開発会社は少なからず苦労することはあったと思うが、今後はスペック面はともかく最新ハードとなるNintendo Switchにタイトルが移るため、ようやくアトラスもスペックを生かしたシステムや演出など、開発がやり易くなる面はあるだろう。
人気タイトルが高スペックのハードでプレイ出来るのはユーザーにとっても嬉しい。
それを踏まえてNintendo Switchで告知された真・女神転生のシリーズ最新作『真・女神転生V』はどのような内容となるのか、今から楽しみである。
その他の評価点
Good | Bad |
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