5年前にPC版でクリアしたDragon Age: Originsのプレイログとゲームレビューが出てきたので、折角なので公開します。
今プレイしても色褪せる事のない、歴史に残る名作だと思います。ぜひ多くの人にプレイしてもらいたいです。
(自分がプレイしたのはPC版ですがPS3でも出ています。)
プレイログはこちら。
【名作ゲーム回顧録】【PC】Dragon Age: Origins(ドラゴンエイジ・オリジンズ) – G@MERZ:HACK
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レビュースコア
Dragon Age: Origins 90点(/100点)
総評
オフゲーでソロゲーだが、凄いゲーム。Fallout3のときはオープンフィールドの広さとリアルに単純に感動したが、Dragon Age: Originsはゲームとしての完成度がすこぶる高い。
クリア後のプレイログより。
壮大な叙事詩のようなゲームだった。ドラゴンランス戦記をゲームでやるとまさにこれだろう。
クリアまでが長い!
そして良く喋る!
トータル212時間以上プレイしていたが放置していた時間も長かったが、それでも70時間くらいは実プレイしていたと思う。
このゲームに関しては、ゲームクリエイターとボイスアクターの執念を感じた。これほどまでにゲームを作るというのは凄まじいことなのかと思った。というか、これを最初に作ろうと思った人は真にクレイジーに違いない。
英語が出来る人はぜひPC版をプレイしてほしい。きっと素晴らしい体験が出来るだろう。英語が分からない人もPS3で日本語版が出ているのでぜひプレイしてほしい。
英語が3割くらいしか分からなかったのが残念だがそれでも面白かった。
ゲームで純粋に物語に感動するというのは本当に久しぶりだと思う。
素晴らしいゲームだった。引用元:【名作ゲーム回顧録】【PC】Dragon Age: Origins(ドラゴンエイジ・オリジンズ) – G@MERZ:HACK
その他の評価点
[good]
- 彫刻品のような美麗なインタフェース。
- ストレスの堪らない動作性。操作全般、カメラ移動に違和感がない。
- 会話と選択肢のスクリプトが膨大。しかもフルボイス。
- ボイスアクターの演技も素晴らしく、臨場感がある。
- バストアップのムービーシーンでも、今の装備が表現される。
- 金属鎧を着けて移動するとちゃんと金属の擦れ合う音がする。
- コンパニオン同士で勝手に会話が起こり冗談を言ったり喧嘩したり見下したりする。
- ノーマルでも激難の戦闘。装備、AI、戦術含めかなりの試行錯誤が要求される。
- 戦闘に相手の攻撃による足のよろめきや朦朧、転倒などが表現されている。
- DIABLOでもなく、Fallout3でもない独特のフィールド、ダンジョン表現。
- 拠点間の移動中もイベントが多発。
- 味方の戦術にある程度指示が出せる。無指示でも戦闘する。
- コンパニオンの背景が深い。感情メーターがあり、ポリシーに反する選択をすると下がる。(ポリシーにあう行動や贈り物は評価され上がる。)
場合によっては体の関係にもなれる。 - ゲームの進行に合わせて拠点が陥落し立ち寄れなくなるなど、リアルタイム性がある。
- ゴア表現ほどではないが、高解像にすると返り血が表現される。
[bad]
- CGは平均的なレベル。
- ストーリーはほぼ指輪物語。
- 店での買い物にもいちいちムービーシーン(会話)になり、一切飛ばせない。
- ローディングが長い上多発。
- 拠点内の移動は全て徒歩。
- インベントリ容量が少ない。
- 味方AIの動作が賢くないので自分で操作する場面が多い。(敵の大群に単騎で突進して袋叩き。動かない時がある。)
- POTがぶ飲みゲー。
- ドロップが不味く金が堪らない上、物価が高い。いい装備でないと全く太刀打ちできないが、装備を買う金が堪らないループに陥る。
- 悪い意味で難易度が高い。敵が大抵奇襲してくる上、四方を囲まれた状況。こちらから奇襲することがほとんどない。(たまに突発イベントではある。)
- こちらのレベルに合わせて敵のレベルや数が高くなっていくので常に劣勢での戦いを強いられる。
- 日本語modで日本語化できるのはせいぜい3-5割程度。英語は高校レベルだが古めかしい表現や砕けた表現も多用されるので、理解しながら進める必要がある。(会話や選択肢を適当に飛ばしていると何のために戦っているのかすら分からなくなる。)