【PS4】ドラゴンエイジ:インクイジション 「ここに眠れる深淵」クリアと上級職考察

【PS4】ドラゴンエイジ:インクイジション 「ここに眠れる深淵」クリアと上級職考察

PS4版の『ドラゴンエイジ:インクイジション』ここに眠れる深淵(アダマント砦)をLV15でクリアしたので記録として記事にする。(プレイ時間は約146時間)
攻略メンバーは審問官、カサンドラ、ブラックウォール、ヴィヴィエンヌ。
ブラックウォールはグレイウォーデン絡みのシナリオだったので選抜した。

大勢に影響はないかもしれないが、一応ストーリーの選択肢でブラックウォールに関係するものが出てくる。
ストーリークリア後にブラックウォールを追放するかどうか選べるが、そんなことをしても意味がないので、当然追放はせず引き続き審問会のためにブラックウォールには死ぬまで働いてもらう。

それにしても、シリーズ第一作である『ドラゴンエイジ:オリジンズ』では、世界の危機である「ブライト」から世界を救った英雄のウォーデンであるにも関わらず、このインクィジションでは「要らないことした奴扱い」でかなり不当な扱いを受けていて、一作目をプレイしている人間からすると、余り気分が良くなかった。
この後ストーリーのどこかで報われるといいのだが。

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ここに眠れる深淵

「ここに眠れる深淵」は2本立てになっており、砦とフェイドで探索を行う。
フェイドに指輪が多数落ちていたのだが、アイテム数がほとんど90のマックスで拾うことが出来なかった。売っていれば1,000以上の金を得ていたと思う。

特に、どれを捨てればよいか分からない貴重品がインベントリを圧迫している。
砦、フェイドとも売買が出来る店等はなく、ワールドマップから店のある場所にも戻れないため、売ることも出来ない。
パークは二つ費やして90まで持てるのだが、これ以上増やすことも出来ない。

敵のドロップの調査系のアイテムについては、スカイホールドのヘリズマの傍にある机にアクセスすれば減らすことが出来る。
問題は拾える貴重品が多すぎるのと、貴重品の中でもどれを捨てればいいか分からないため、一向にアイテムが減らないことだ。
結局、これについては、ヴァルロヨーで購入可能なアイテムは率先して売り、アイテム数に余裕を持たせておくことにした。
(金の指輪やネックレス等の貴金属は店買いが出来るため売っても問題ない。)

序盤で嫌というほど苦戦させられたテラーも、LV15くらいになるとほぼ雑魚敵になるため、砦の敵は多いが、倒せないほどの相手はいない。
テレポートを使う敵が多いので追いかけるのが面倒なのと、エリートが2体出てきたりする場所があるため、フォーカス技で突破していくのが楽だろう。
物資箱は2~3個あるので、回復ポットを使って攻略しても問題はない。

フェイドのラスボスの夢見る者の恐怖はかなり厄介な相手になる。
体力6万超え、後衛のメイジをテレポートで狙い撃ちしてくるAI、ある程度ダメージを受けたらホラーや穢れを召還する、ある程度ダメージを受けたら障壁をまとう

特に障壁は厄介で、カサンドラのスペルパージで剥がしていかないと、かなり倒すのに時間がかかる。
このストーリーの攻略にはカサンドラは絶対に入れたほうがいいだろう。

最初のクリア後、ウォーデンを仲間に加えようとしたら仲間から総バッシングを食らったため、しぶしぶロードデータからやり直し、夢見る者の恐怖と再戦しウォーデンを追放した。
やり直しのプレイはかなり面倒だった。
本来、ブライトという世界の危機と戦う役割のウォーデンだが、今回のドラゴンエイジでは、それを追及する余り逸脱して悪魔を召還しようとしていたため、仲間からバッシングされているようだ。

筆者のプレイではホークは生かしておいてストラウドを犠牲にした。筆者はドラゴンエイジ2をやっていないので二人の関係は知らないが、カサンドラの口ぶりからホークに片思いしているのではと邪推したためだ。こういうキャラクター間の恋愛感情をある意味で邪推したりしながら進めるのが楽しいゲームである。

スカイホールドで上級職がアンロックされたので、審問官を「リーヴァー」にジョブチェンジした。
基本職のアビリティでどのような構成にも出来たので、自由度がある反面個性がなかったが、上級職が全く異なるのでここでメンバーの個性がかなり出てくることになり悩み所といえる。
また、対悪魔・バフ・デバフ・DPS・防御極といった各人での得意分野が異なるため、目的に合わせてメンバーを選んでいかないといけない。

審問官(戦士)

  • 基本職:盾
  • 上級職:リーヴァー(ダメージディーラー)+印(ダメージディーラー)




カサンドラ(戦士)

  • 基本職:戦士(筆者の場合は盾)
  • 上級職:テンプル騎士(対悪魔専用技)
  • 全体バフ、特殊なダメージディーラー




ブル(戦士)

  • 基本職:戦士(筆者の場合は両手)
  • 上級職:リーヴァー(攻撃極)
  • 体力減少を前提としたものが大半、デバファー

ブラックウォール(戦士)

  • 基本職:戦士(筆者の場合は両手)
  • 上級職:チャンピオン(防御極)
  • 自分のみガードのバフ、自分のみ無敵時間あり

ソラス(メイジ)

  • 基本職:メイジ
  • 上級職:裂け目の魔導士
  • ダメージディーラー、範囲デバフ(弱体化)

ヴィヴィエンヌ(メイジ)

  • 基本職:メイジ
  • 上級職:魔道騎士
  • 障壁強化、全体バフ、全体回復、自分のみ短時間無敵、攻撃もあるが近接しないといけない




ドリアン(メイジ)

  • 基本職:メイジ
  • 上級職:範囲デバフ(恐慌)、特殊なダメージディーラー(死体を使う)、特殊な全体バフ(ヘイスト)

ヴァリック(ローグ)

  • 基本職:弓ローグ(専用武器があり弓特化)
  • 上級職:デバフ(罠)

セラ(ローグ)

  • 基本職:ローグ(設定では弓ローグっぽい描写)
  • 上級職:テンペスト(ダメージディーラー、自分のみバフ)

コール(ローグ)

  • 基本職:短剣ローグ
  • 上級職:アサシン(ダメージディーラー)

基本的なメンバー構成は、盾1名、ダメージディーラー1名、メイジ(障壁極)1名、プラスイベントでメンバー選抜という感じになると思う。
筆者の場合は、

  • 審問官=盾+リーヴァー
  • カサンドラ=盾+テンプル騎士(対悪魔)
  • ヴィヴィエンヌ=障壁極メイジ

ここまでがほぼ鉄板で、後1名はコールかブラックウォールかソラスを主に使っている。

戦士は、前線に基点を作るのが目的で、基本と上級の組み合わせにおいて攻守にバランスがいいのは、盾+リーヴァーか、両手+チャンピオン。
主人公は印の能力があるのでかなり強いが、フォーカス技なので、フォーカスが溜まってないときに盾+リーヴァーか両手+チャンピオンであれば運用しやすい。

リーヴァーは実際に体力を減らさないとダメージが劇的に増えないのでコントロールが難しい。
また、竜の憤怒まで段階的にアビリティを使っていかないといけないので、本領を発揮するまでに時間がかかる上、下準備が終わる頃にはほとんどスタミナが残ってない。
まあ、ダメージが出ないことはないが、ここまで苦労しても両手やコールには遥かにDPSが劣るので、何だかなあという感じに。

メイジは、障壁持ち、バッドステータスの回復、モブコントロール(壁・エリア拘束)とメイジにしか出来ないことが多いため、どのような構成にするにしても1名は必要になる。
特にこのゲームはポットの上限制限から必然的に障壁・ガード重要ゲーということが言え、障壁極のヴィヴィエンヌがいるかどうかでかなり難易度が違う。

ローグは戦士のようにガードがなく隠密や機動力で敵をかわしつつ、ダメージを与える運用になるが、立ち回り的には一番難しい。
短剣は大ダメージが出るが、近接をしないといけないので、敵が多かったり、弓矢の攻撃を受けたり、テレポートから裏を取られたりといった状況で一気に体力を持っていかれやすく、戦力として計算が出来ない。

短剣ローグを使う場合は、キャラ好き、イベントを除けば、敵が少数で裏を取られにくく、防御の薄い人間型という条件に限られる。
弓ローグは、後衛メイジとやることは似ているのである程度計算は出来るが、ダメージディール以外にデバフ(毒、罠)しか出来ることがない。つまりメイジが10とすると3くらいしか出来ることが限られる。では、その分DPSが出るかというとそうでもない。
結局、弓ローグを使う意味は余りなく、ヴァリックを使いたいときだけということになる。
全般的に、ローグを入れるとすると、レッドクリフのようなイベントシナリオの建物内部でロックアウトされた扉があり、そこのアイテムをとりたい場合、という鍵開けの都合がメインになると思う。

ダメージディーラー

ダメージディーラーとしては、ブル、セラ、コール、ソラス辺りが候補になる。
ブルはクナリ族なので人間用の防具が着用できず、装備にかなり制限がある。デフォルト両手で上級がリーヴァーのため攻撃極であり、防御が薄く継戦能力はほぼゼロで、盾の感覚で有り得ないほど早く沈む。
ブラックウォールの場合は、人間用の防具が使用できる上、上級がチャンピオンなので、基本職を両手にしても攻守のバランスが取りやすいが、ブルを使うのはかなり難しく筆者は早々にメンバーから外した。
どうしてもブルを使うなら、盾にするという選択肢もある。
この場合、基本が盾で上級がリーヴァーなので攻守のバランスは取れる。
が、あえてブルを使うよりはブラックウォールを使うほうが装備の制限は少ない。

コールは短剣ローグなので、基本的に扱いが難しい。隠密に入れば強いが、隠密がないときにどう立ち回るかが問われる。
また、攻撃ばかりしているとスタミナがすぐなくなる印象がある。
スタミナがなくなると隠密にも入れないので厳しい。
但しスタミナはアイテムや装備である程度は補える。
コールはこの4人の中でも頭一つ抜けた攻撃力があり、全メンバー中最高のDPSを誇る。体力3000~4000くらいの防御の薄い人間型の敵なら数秒で落とすこともある。

セラは癖のあるアビリティが多く、サウザンドカット一発屋の印象が強い。
上級職テンペストのアビリティは良く見ると短剣限定ではなかったので弓で運用できるかもしれないが、弓に特化したアビリティでもないので、いずれにしろ使い方が難しい。

ソラスを入れるならモブコントロールをしながら、ダメージディールとデバフも入れていくということになる。メイジはほぼヴィヴィエンヌで確定なので、メイジを二人入れるかどうかになるが、メイジを増やすほど明らかにDPSが落ちる。
ソラスのグーパンのアビリティは強そうだが、メイジの杖のDPS自体が低くクリティカル率を上げるようなアビリティもないので、大したダメージは出ない。

発売前のPVにセラとブルがよく出てきていたのでてっきり強いのかと思ったが、全く逆だった。セラよりはコールの方がDPSが高く、ブルはDPSは高いが防御を高めるのが至難ですぐに落ちる。

バッファ

バッファ要員としては、カサンドラ、ヴィヴィエンヌということになるが、この二人はバッファという括りよりはほぼ鉄板といっていいだろう。
カサンドラは主人公を除けば対悪魔のエキスパートで、ルーンを除けば裂け目の戦いやブライト絡みで有効な能力を持つ唯一のキャラクター。
また、フォーカスのバフも強く障壁が効いていなくてもバフがある間はかなり持ち堪えられる。弱点はテンプル騎士などの人間やドラゴンなどの生物タイプに有効なアビリティがなく、攻撃もほぼ基本職に左右されるということ。

ヴィヴィエンヌは障壁強化がありよほどのことがない限り外す理由がない。
へイヴンまでは誰を選んでも変わりはないが、スカイホールド以降では上級職によって明らかに使える使えないが出てくる。そしてこの二人はメンバー中最も重要な二人と言える。

その他の職

その他能力としては、ドリアン、ヴァリック、ブラックウォールになる。
ドリアンはデバッファ+ダメージディールという役回りになる。
全体的にトリッキーで、使いどころが難しい。
フォーカスのヘイストは周りの動作が遅くなるので使っているときは楽しいが、すぐに終わるのでそれほど強い印象はない。

ヴァリックは罠で、敵を迎え撃つスタイルで力を発揮するが、敵が必ずしも罠にかかったりその上を通るわけではないので、マニアックというか、上級者向けのキャラ。

ブラックウォールは上級がチャンピオンで防御極で硬いが、攻撃用の技がほとんどないのでDPSは落ちる。出来れば基本を両手にしてDPSを少しでも上げたい。
両手は攻撃力は高いが、防御技が余りないのと、マイティブロウなどの攻撃技で技の出が遅く、敵の攻撃に潰されやすいのが弱点。

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